2026/07/20
レーザー
ニキビは治ったのに肌の凹凸だけ残る原因
はじめに
「ニキビは治ったのに、肌のデコボコだけが残ってしまった」「ファンデーションでも隠れない凹凸が気になる」「スキンケアを続けても改善しない」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
赤みや炎症は落ち着いたのに、肌表面の凹凸だけが残ってしまう状態は「ニキビ跡のクレーター」と呼ばれます。
クレーターは、一般的なスキンケアでは改善が難しいことが多く、皮膚の構造そのものが変化している状態です。
この記事では、ニキビが治った後に凹凸が残る原因や、美容医療による改善方法について詳しく解説します。
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ニキビが治っても凹凸が残るのはなぜ?
ニキビは毛穴に炎症が起こることで発生します。
炎症が軽いうちは皮膚へのダメージも少なく、治癒後に跡が残らないこともあります。
しかし、炎症が強かったり、長期間続いたりすると、皮膚の深い部分である真皮層までダメージが及びます。
真皮には肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンが存在していますが、炎症によってこれらの組織が破壊されると、傷ついた部分を完全には修復できず、皮膚がへこんだまま治癒してしまいます。
これがクレーターができる主な原因です。
クレーターは自然に治る?
「時間が経てば治るかもしれない」と期待される方もいますが、一度できたクレーターが自然に改善することはほとんどありません。
肌のターンオーバーで生まれ変わるのは表皮だけであり、クレーターの原因となる真皮のダメージは自然には元通りになりにくいためです。
もちろん、赤みや色素沈着は時間とともに改善することがありますが、凹凸そのものはセルフケアだけで改善することは難しいでしょう。
クレーターにも種類がある
ニキビ跡の凹凸にはいくつかの種類があります。
浅くなだらかな凹み、四角くくぼんだタイプ、針で刺したように深いタイプなど、それぞれ原因や皮膚の状態が異なります。
そのため、すべてのクレーターに同じ治療が適しているわけではありません。
まずは自分のクレーターの種類を正しく診断することが重要です。
スキンケアだけでは改善しにくい理由
高価な美容液やクリームを使用しても、クレーターが大きく改善しない理由は、化粧品が届く範囲にあります。
スキンケアは主に表皮へ働きかけるものですが、クレーターの原因は真皮の組織が失われていることです。
そのため、保湿や美白ケアは肌の状態を整えることはできますが、失われたコラーゲンを十分に再生させることは難しいとされています。
美容医療で改善は期待できる?
クレーターには、美容医療による治療が選択肢になります。
代表的な治療の一つがCO2フラクショナルレーザーです。
CO2フラクショナルレーザーは皮膚へ微細な穴を開け、傷を修復する力を利用して新しいコラーゲンの生成を促します。
これにより、肌の凹凸を少しずつなめらかにし、クレーターを改善へ導きます。
また、クレーターの種類によっては、サブシジョンやポテンツァ、キュアジェットなどを組み合わせることで、より高い改善効果が期待できる場合もあります。
一度の治療で改善する?
クレーター治療は一度で劇的に改善するものではありません。
皮膚の再生には時間がかかるため、多くの場合は数回にわたって治療を重ねます。
治療を繰り返すことでコラーゲンの生成が促され、徐々に凹凸が目立ちにくくなっていきます。
焦らず継続することが、満足のいく結果につながります。
クレーターを悪化させないために
ニキビができたときに無理に潰したり、強く触ったりすると、炎症が深くなりクレーターのリスクが高まります。
そのため、新しいニキビを悪化させないことも非常に重要です。
ニキビ治療を早めに開始し、炎症を長引かせないことが、将来のクレーター予防につながります。
また、紫外線対策や十分な保湿も肌の回復をサポートします。
まずは肌の状態を正しく診断することが大切
肌の凹凸と思っていても、実際には毛穴の開きや瘢痕、色素沈着などが混在していることもあります。
原因によって適した治療は異なるため、自己判断で治療を選ぶのではなく、肌の状態を詳しく診断したうえで治療計画を立てることが大切です。
一人ひとりの肌に合わせた治療を行うことで、より効率的な改善が期待できます。
まとめ
ニキビは治ったのに肌の凹凸だけが残るのは、炎症によって真皮のコラーゲンが破壊され、皮膚の構造が変化してしまうためです。
一度できたクレーターは自然に改善することが難しく、スキンケアだけでは十分な改善が期待できない場合があります。
CO2フラクショナルレーザーをはじめとした美容医療では、皮膚の再生力を活かしながらコラーゲンの生成を促し、凹凸を少しずつ改善することが可能です。
クレーターの種類や深さによって最適な治療法は異なるため、まずは医師による診断を受け、自分の肌に合った治療を選ぶことが、なめらかな肌への第一歩となるでしょう。
CO2フラクショナルレーザー 傷跡
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この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。