2026/07/18
目周り
埋没法の糸は将来どうなる?体への影響や抜糸が必要になるケースを解説
はじめに
「埋没法の糸は一生まぶたの中に残るの?」「将来、体に悪影響はない?」「年齢を重ねたら抜糸した方がいいの?」
埋没法を検討している方や、すでに施術を受けた方から、このような質問をいただくことがあります。
埋没法はメスを使わずに二重を作れる人気の施術ですが、「糸をまぶたの中に残す」ということに不安を感じる方も少なくありません。
結論からいうと、埋没法で使用する糸は基本的にそのまま体内に残ります。
しかし、多くの場合は体に悪影響を与えることはなく、問題なく過ごしている方がほとんどです。
この記事では、埋没法の糸は将来どうなるのか、体への影響や抜糸が必要になるケースについて解説します。
埋没法で使う糸とは
埋没法では、医療用の非常に細い糸を使用してまぶたを留め、二重のラインを作ります。
使用される糸は、医療現場で長年使用されている素材で、生体適合性が高く、体内に入っても問題が起こりにくいよう作られています。
そのため、基本的には糸を取り出すことを前提とした治療ではありません。
糸は将来どうなるの?
埋没法の糸は、時間が経つと体内へ吸収されると思われている方もいますが、多くの埋没法で使用される糸は吸収されない素材です。
そのため、糸はまぶたの中に残ったままになります。
とはいえ、糸が体内を移動したり、全身へ悪影響を及ぼしたりすることは基本的にありません。
時間の経過とともに糸の周囲には薄い膜が形成され、体に馴染んだ状態になります。
そのため、多くの方は糸の存在を意識することなく過ごしています。
糸が残っていても体に害はない?
医療用の糸は、安全性を考慮して作られています。
そのため、糸がまぶたの中に残っていても、基本的に健康へ悪影響を及ぼすことはありません。
実際に、10年以上前に埋没法を受けた方でも、そのまま問題なく過ごしているケースは珍しくありません。
「将来病気になる」「糸が溶け出す」といった心配をする必要はほとんどないでしょう。
将来MRIは受けられる?
「糸が入っているとMRIが受けられないのでは?」と心配される方もいます。
埋没法で使用される糸は金属ではなく、医療用の糸です。
そのため、多くの場合はMRI検査を受けることができます。
ただし、施術を受けたクリニックで使用された材料が気になる場合は、事前に確認しておくと安心です。
糸を抜いた方がいいことはある?
基本的には、問題がなければ抜糸する必要はありません。
- 二重幅を変更したい
- 二重を元に戻したい
- 糸が露出している
- 糸が緩んで違和感がある
- 感染や炎症が起きた
このような場合には、抜糸を検討することがあります。
特に糸が皮膚や結膜側へ出てきてしまった場合は、そのまま放置せず早めに受診することが大切です。
糸が見えたり触れたりすることはある?
通常は、糸が外から見えたり触れたりすることはほとんどありません。
しかし、まれに体質やまぶたの状態によって、糸が浅い位置へ出てきたり、小さな膨らみとして触れたりすることがあります。
また、強く目をこすったり外傷を受けたりすると、糸が露出することもあります。
違和感や痛みがある場合は、自分で触らずにクリニックを受診しましょう。
年齢を重ねても問題ない?
「年を取ったら糸が邪魔になるのでは?」という質問もあります。
基本的には、年齢を重ねても糸が問題になることは多くありません。
ただし、加齢によってまぶたの皮膚がたるんだり、眼瞼下垂が進行したりすると、二重ラインが変化することがあります。
その場合は糸が原因ではなく、まぶた自体の変化によるものです。
必要に応じて、埋没法の修正や眼瞼下垂手術、切開法などを検討することがあります。
二重が取れても糸は残る
埋没法が取れた場合でも、糸が体内からなくなるわけではありません。
糸は残っていますが、固定する力が弱くなったことで二重ラインが維持できなくなった状態です。
そのため、再度埋没法を行う際も、既存の糸を残したまま新たに施術できる場合もあれば、必要に応じて抜糸してから再手術を行う場合もあります。
これは糸の状態やまぶたの状態によって判断されます。
埋没法を受ける前に知っておきたいこと
埋没法は比較的手軽な施術ですが、「糸が体内に残る」という特徴があります。
とはいえ、そのこと自体を過度に心配する必要はありません。
大切なのは、まぶたの状態や希望する二重デザインに合った術式を選ぶことです。
また、万が一修正や抜糸が必要になった場合にも対応できるクリニックを選ぶと安心です。
まとめ
埋没法で使用する糸は、基本的に吸収されず、まぶたの中に残ります。
しかし、医療用の安全性の高い糸が使用されているため、多くの場合は健康へ悪影響を及ぼすことはなく、そのまま問題なく過ごす方がほとんどです。
二重が取れたり、デザインを変更したり、糸の露出や炎症が起きたりした場合には抜糸が必要になることもありますが、問題がなければ無理に取り除く必要はありません。
埋没法を検討している方は、「糸が残ること」だけではなく、将来の修正にも対応できる治療方法やクリニック選びを含めて考えることが、安心して施術を受けるためのポイントです。
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この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。