腋臭症(わきが)手術

腋臭症(わきが)手術

腋臭症(わきが)は、脇の下に存在するアポクリン汗腺から分泌された汗が皮膚表面の細菌によって分解されることで、特有のにおいが生じる状態です。

施術詳細

臭いの強さには個人差がありますが、日常生活や対人関係に大きな影響を与えることがあります。
当院では、臭いの程度やライフスタイルに合わせて「皮弁法(剪除法)」と「LSSA(脂肪層温存吸引法)」の2つの手術方法をご用意しています。

施術の種類

皮弁法(剪除法)

皮弁法は、脇を数cm切開し、皮膚を反転させてアポクリン汗腺を直接目で確認しながら除去する手術です。
臭いの原因となる汗腺を直視下で取り除くことができるため、わきが治療の中でも高い効果が期待できる標準的な治療法です。

  • アポクリン汗腺を直接確認しながら除去できる
  • 重度の腋臭症にも対応可能
  • 保険適用となる場合がある
  • 長期的な改善効果が期待できる
  • 再発リスクを抑えやすい

LSSA(脂肪層温存吸引法)

LSSAは特殊な吸引技術を用いて、皮膚へのダメージを抑えながらアポクリン汗腺を除去する治療です。
小さな切開から施術を行うため、傷跡が目立ちにくく、皮弁法と比較してダウンタイムの軽減が期待できます。
吸引と剥離を組み合わせながら汗腺層へアプローチし、臭いの改善を目指します。

  • 小さな傷で施術が可能
  • 傷跡が目立ちにくい
  • 術後の負担を軽減しやすい
  • 日常生活への復帰が比較的早い
  • 中等度までの腋臭症に適している

腋臭症手術が選ばれる理由

長期的な改善が期待できる

制汗剤やボトックスは効果に期限がありますが、手術は原因組織そのものを減少させるため長期的な改善が期待できます。

臭いの根本治療を目指せる

アポクリン汗腺に直接アプローチするため、一時的な対症療法ではなく根本的な改善を目指せます。

汗の量が減る場合がある

アポクリン汗腺だけでなく周囲の汗腺にも作用することで、発汗量の改善が期待できる場合があります。

ライフスタイルに合わせて選択できる

しっかり効果を重視する皮弁法と、ダウンタイム軽減を重視するLSSAから選択できます。

施術の流れ

STEP1 カウンセリング・診察

現在の症状や臭いのお悩み、発汗量、ご希望のダウンタイムについてお伺いします。診察にて腋臭症の程度を確認し、皮弁法とLSSAのどちらが適しているかをご提案いたします。

STEP2 デザイン

汗腺の分布や脇の形態を確認しながら、切開位置や吸引範囲をデザインします。傷跡ができるだけ目立ちにくくなるよう配慮して計画を立てます。

STEP3 麻酔

局所麻酔を行います。施術中の痛みに配慮しながら、安全に手術を進めます。

STEP4 手術

皮弁法の場合
脇のしわに沿って切開を行い、皮膚を反転させて臭いの原因となるアポクリン汗腺を直接確認しながら丁寧に除去します。

LSSAの場合
数mm程度の小さな切開から専用のカニューレを挿入し、皮膚へのダメージを抑えながらアポクリン汗腺へアプローチし除去します。

STEP5 固定・圧迫

術後の出血や腫れを抑え、皮膚の癒着を促すために圧迫固定を行います。術式によって固定方法や期間は異なります。

STEP6 術後診察

傷の状態や腫れ、内出血の経過を確認します。必要に応じて処置や抜糸を行います。

STEP7 アフターフォロー

術後の経過を確認しながら、日常生活や運動再開の時期についてご案内します。万が一気になる症状がある場合も、適切に対応いたします。

1 カウンセリング

現在の症状や臭いのお悩み、発汗量、ご希望のダウンタイムについてお伺いします。診察にて腋臭症の程度を確認し、皮弁法とLSSAのどちらが適しているかをご提案いたします。

2 デザイン

汗腺の分布や脇の形態を確認しながら、切開位置や吸引範囲をデザインします。傷跡ができるだけ目立ちにくくなるよう配慮して計画を立てます。

2 麻酔

局所麻酔または静脈麻酔を使用します。
施術中の痛みに配慮しながら、安全に手術を進めます。

3 手術

皮弁法:脇のしわに沿って切開を行い、皮膚を反転させて臭いの原因となるアポクリン汗腺を直接確認しながら丁寧に除去します。

LSSA:数mm程度の小さな切開から専用のカニューレを挿入し、皮膚へのダメージを抑えながらアポクリン汗腺へアプローチし除去します。

4 アフターケア

術後の過ごし方や注意点について詳しくご説明します。
経過観察を行い、仕上がりが安定するまで丁寧にフォローします。

よくある質問

Q. 皮弁法とLSSAはどちらがおすすめですか?

A. 臭いが強い方や確実性を重視する方には皮弁法がおすすめです。
ダウンタイムや傷跡をできるだけ抑えたい方にはLSSAが適しています。

Q. 手術後すぐに臭いはなくなりますか?

A. 術後の腫れが落ち着くにつれて改善を実感される方が多いですが、最終的な評価は数か月後に行います。

Q. 再発することはありますか?

A. 汗腺の残存状況や体質によって個人差がありますが、特に皮弁法は高い改善効果が期待できます。

Q. 傷跡は残りますか?

A. 皮弁法では脇のしわに沿った傷跡が残ります。
LSSAでは数mm程度の小さな傷となることが一般的です。

当院の腋臭症(わきが)手術の特徴

症状に合わせた術式選択

臭いの強さや汗の量、ダウンタイムの許容範囲に応じて最適な治療法をご提案します。
皮弁法とLSSA、どちらの術式でも臭いの原因となるアポクリン汗腺を減少させ、根本的な改善を目指します。

傷跡、術後に配慮した手術

形成外科専門医が切開位置や吸引孔の位置にも配慮し、できるだけ目立ちにくい仕上がりを目指します。
術後の圧迫管理や経過観察を行い、安心して回復期間を過ごしていただけるようサポートします。

こんな方におすすめ

  • 市販の制汗剤では改善しない方
  • 臭いを根本的に改善したい方
  • 衣類の脇部分の臭いが気になる方
  • ご家族から臭いを指摘されたことがある方
  • 長期間効果が期待できる治療を希望される方
  • ミラドライやボトックスで十分な効果が得られなかった方

基本情報

施術時間

皮弁法:約90〜120分
LSSA:約60〜90分

ダウンタイム

術後は腫れや内出血、つっぱり感が生じます。皮弁法では約1〜2週間程度の安静が必要となり、腕を大きく動かす動作は制限されます。LSSAは比較的ダウンタイムが短く、日常生活への復帰も早い傾向があります。

副作用・リスク

腫れ、内出血、痛み、血腫、感染、傷跡

注意事項

【手術当日】

  • 車・バイク・自転車の運転はお控えください
  • 飲酒はお控えください
  • 圧迫固定を外さないでください
  • 激しい腕の動きは避けてください

【手術後】

  • 指示された期間は圧迫固定を継続してください
  • 重い荷物を持つことはお控えください
  • 激しい運動は控えてください
  • 定期診察へご来院ください
  • 発熱や強い腫れがある場合はご連絡ください
治療が受けられない方
  • 妊娠中、授乳中、妊娠の可能性がある方
  • 重度の疾患や高血圧症をお持ちの方
  • コントロール不良の糖尿病をお持ちの方
  • 出血傾向、血液凝固異常をお持ちの方
  • 活動性の感染症がある方
  • ケロイド体質が強い方
監修医師紹介

東京ココセランクリニック院長 形成外科・美容外科専門医

篠﨑 智公


  • 2014年

福岡大学 医学部医学科 卒業

医療法人徳洲会 福岡徳洲会病院

  • 2016年

北里大学 形成外科・美容外科入局

  • 2019年

北里大学 形成外科・美容外科 チーフレジデント

  • 2020年

早稲田大学院経営管理研究科(MBA)

  • 2022年

東京ココセランクリニック 開業

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