糸リフトの効果は何で決まる?引き上げる方向・固定力・糸の種類を解説

「糸リフトを受けたのに思ったほど引き上がらなかった」「糸の本数を増やせば効果も高くなる?」「糸リフトの種類によって何が違うの?」
糸リフトを検討している方の中には、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
糸リフトの効果は、糸の種類や本数だけで決まるものではありません。
特に重要なのが、引き上げる方向、組織の引き上げ方、そして引き上げた組織を支える固定力です。

東京ココセランクリニックでは、約1,500例のたるみ治療をはじめとし、豊胸、目周り、鼻、体の脂肪吸引や脂肪注入をおこなってきた形成外科専門医が執刀します。(2022年9月〜現在)

この記事では、糸リフトの効果を左右する要素や、糸の種類による違い、効果を十分に引き出すために重要なポイントについて解説します。

当院の糸リフトの種類と詳細は下記をご覧ください。
Dooth ココリフト TEX3D アンカーDXダブル テスリフト アプトス

糸リフトの効果は糸の種類だけでは決まらない

糸リフトは、コグと呼ばれる突起などが付いた特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ組織を引き上げる治療です。
糸にはさまざまな種類があり、素材や長さ、コグの形状などが異なります。
しかし、同じ糸を使用しても、挿入する位置や方向、引き上げる組織の状態によって仕上がりは変わります。
また、たるみの原因が皮膚の余りなのか、脂肪の下垂なのかによっても、糸リフトで期待できる改善の程度は異なります。
そのため、糸の種類を選ぶ前に、顔のどの部分が、どのようにたるんでいるのかを見極めることが重要です。

糸リフトの効果を左右する3つのポイント

1. 引き上げる方向

糸リフトでは、組織をどの方向に引き上げるかによって、仕上がりが大きく変わります。
例えば、頬のたるみとフェイスラインのもたつきでは、改善したい部分や適した引き上げ方向が異なります。
単純に上方向へ引っ張るだけでは、希望する輪郭にならなかったり、不自然なひきつれが生じたりする可能性があります。
顔の脂肪の位置や皮膚の余り方を確認し、どの方向へ組織を移動させると自然な仕上がりになるのかを考えることが大切です。

2. 組織の引き上げ方

同じ方向に糸を挿入しても、使用する糸の長さやコグの形状、組織へのかかり方によって、引き上げ方は異なります。
糸リフトでは、糸の突起が皮下組織にかかることで、組織を引き上げる力が伝わります。
ただし、引き上げる力が一部分に集中すると、皮膚の凹凸やひきつれが生じることがあります。
そのため、組織にかかる力を考慮しながら、適切な糸と挿入方法を選ぶ必要があります。

3. 引き上げた組織を支える固定力

糸リフトでは、施術直後に組織が引き上がることだけでなく、その位置をどのように保持するかも重要です。
糸のコグ形状や挿入経路、固定に利用する組織などが、引き上げた状態の保持に関係します。
ただし、固定力が強い糸を使用すれば、必ず効果が長持ちするわけではありません。
皮膚や脂肪の状態、表情による動き、糸の素材なども経過に影響するため、総合的な治療設計が必要です。

糸リフトの種類によって何が違う?

糸リフトにはさまざまな種類があり、素材やコグの構造、糸の長さなどに違いがあります。
東京ココセランクリニックでは、たるみの状態や希望する仕上がりに応じて、複数の糸リフトを取り扱っています。

糸リフトの種類主な特徴
アンカーDXダブル長い糸を活用し、引き上げ方向や固定を考慮した治療に使用
Dooth(ドゥース)T字型コグや360°コグなど、特徴的なコグ構造を持つ
テスリフトコグとメッシュ構造を組み合わせた糸
APTOS(アプトス)独自の糸構造や挿入方法を用いる糸リフト
TEX3DリフトPCL・PLLA素材を用いた糸リフト
ココリフトPDO素材を用いた糸リフト
ショッピングスレッド細い糸を複数挿入する治療

糸の種類によって組織への作用や適した使用方法は異なりますが、特定の糸がすべての方に最適というわけではありません。

糸リフトのコグ形状は効果に関係する?

コグとは、糸の表面に設けられた突起のことです。
この突起が皮下組織にかかることで、組織を引き上げる力を伝えます。
コグにはさまざまな形状があり、突起の向きや配置によって、組織へのかかり方が異なります。
例えば、当院で取り扱うDoothには、T字型コグや360°コグ構造などの特徴があります。
こうした構造は、組織へのかかり方や力の分散を考慮して設計されています。
ただし、コグの形状だけで実際の引き上げ効果や持続期間が決まるわけではありません。糸の挿入方法や組織の状態も重要です。

糸リフトは本数が多いほど効果が高い?

糸リフトの効果は、単純に使用する本数に比例するものではありません。
例えば、同じ本数でも、糸の長さやコグの形状、挿入する方向が異なれば、引き上げ方も変わります。
また、必要以上に糸を挿入すると、腫れや痛み、ひきつれ、凹凸などのリスクが増える可能性があります。
大切なのは、本数を増やすことではなく、必要な部位に適切な糸を配置することです。

糸リフトの効果を長持ちさせるには?

糸リフトの持続期間は、糸の素材や構造、挿入方法、たるみの程度などによって異なります。
施術直後は引き上がって見えていても、腫れが落ち着いたり、組織がなじんだりする過程で、見た目が変化することがあります。
また、糸は時間の経過とともに吸収されるものが多く、加齢による皮膚や脂肪の変化も続きます。
そのため、効果を永久に維持することはできません。
施術後は医師の指示に従い、一定期間は強いマッサージや過度な圧迫を避けるなど、適切なケアを行うことも大切です。

東京ココセランクリニックが重視する糸リフトの治療設計

当院では、糸リフトの効果を考えるうえで、引き上げる方向、引き上げ方、固定方法の3つを重視しています。
顔のたるみは一人ひとり異なるため、同じ種類の糸を同じ本数だけ挿入すれば、同じ仕上がりになるわけではありません。
当院では、アンカーDXダブルやDoothなど、特徴の異なる糸を取り扱い、たるみの状態に合わせて使用する糸や挿入方法を検討しています。
また、必要に応じてメインスレッドとサポートスレッドを組み合わせる「コンビネーションスレッド」も取り入れています。
メインスレッドで組織を引き上げ、サポートスレッドを交差する方向に配置することで、引き上げた組織の保持を補助する方法です。
ただし、すべての方に複数の糸が必要なわけではありません。
たるみの程度や希望する仕上がりに合わせて、適切な治療を選択することを大切にしています。

糸リフトについてよくある質問

Q. 糸リフトはどの種類が一番効果的ですか?

特定の糸がすべての方に最適というわけではありません。
たるみの程度や部位、皮膚の厚みなどによって適した糸は異なります。糸の種類だけでなく、挿入方向や固定方法も重要です。

Q. 糸リフトの固定力が強いと長持ちしますか?

固定方法は引き上げた組織の保持に関係しますが、固定力だけで持続期間が決まるわけではありません。
糸の素材や挿入方法、皮膚や脂肪の状態なども影響します。

Q. 糸リフトは何本入れると効果がありますか?

必要な本数は、使用する糸やたるみの程度、引き上げたい部位によって異なります。
少ない本数でも改善が期待できる場合があるため、診察で適切な本数を判断することが大切です。

Q. 糸リフトを受けても引き上がらないことはありますか?

たるみの原因や程度によっては、十分な改善が得られない場合があります。
特に皮膚の余りが多い場合や、脂肪の量が多い場合には、糸リフト以外の治療が適していることもあります。

Q. 糸リフトは種類を組み合わせた方が効果的ですか?

異なる特徴を持つ糸を組み合わせることで、引き上げと固定を分けて設計できる場合があります。
ただし、必ずしも複数の糸を使用した方が効果的とは限らず、顔の状態に合わせた判断が必要です。

まとめ

糸リフトの効果は、糸の種類や本数だけで決まるものではありません。
特に重要なのは、引き上げる方向、組織の引き上げ方、引き上げた組織を支える固定方法です。
また、糸のコグ形状や素材、長さなども、組織への作用に関係します。
東京ココセランクリニックでは、複数の糸リフトを取り扱い、一人ひとりのたるみの状態に合わせた治療設計を大切にしています。
糸リフトを検討する際には、糸の種類や本数だけでなく、どのように引き上げ、固定するのかについても確認することをおすすめします。


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