2026/09/24
たるみ治療
RFだけでは改善できないたるみとは?
はじめに
「RF治療を受ければたるみはなくなる?」「糸リフトや手術を勧められたけれど、本当に必要?」「RFだけで十分なのか知りたい」
RF(高周波)は、切らずにたるみを改善できる治療として人気があります。ダウンタイムが比較的少なく、自然な若返りが期待できるため、多くの方に選ばれています。
しかし、たるみにはさまざまな原因があり、すべての症状がRFだけで改善できるわけではありません。
満足度の高い治療を受けるためには、「RFが得意なたるみ」と「RFだけでは改善が難しいたるみ」を理解することが大切です。
この記事では、RFの効果が期待できるケースと、他の治療を組み合わせた方がよいケースについて詳しく解説します。
当院のRFの種類と詳細は下記をご覧ください。
サーマクール デンシティ ブレッシング
RFはどのようにたるみにアプローチする?
RF(Radio Frequency)は、高周波エネルギーを皮膚へ照射し、真皮や皮下組織に熱を加える治療です。
熱刺激によってコラーゲン線維が収縮するとともに、新しいコラーゲンやエラスチンの生成が促されるため、肌のハリや弾力の改善が期待できます。
さらに、皮膚が引き締まることでフェイスラインがすっきり見えたり、小ジワや毛穴が目立ちにくくなったりする効果も期待できます。
このように、RFは皮膚の質を改善しながら自然な引き締めを目指す治療であり、「肌のハリ不足」が原因のたるみに特に適しています。
RFで改善が期待できるたるみ
比較的軽度から中等度のたるみであれば、RFによる改善が期待できます。
例えば、「以前よりフェイスラインがぼやけてきた」「口元が少しもたついてきた」「頬のハリがなくなってきた」といった加齢による初期の変化には、RFが適していることが少なくありません。
また、皮膚のハリ不足によって毛穴が縦に広がるたるみ毛穴や、首の軽いたるみ、小ジワなどもRFが得意とする症状です。
「たるみが気になり始めた段階」で治療を始めることで、将来的なたるみの進行を緩やかにすることも期待できます。
RFだけでは改善が難しいたるみ
皮膚の余りが多いケース
たるみが進行すると、皮膚そのものが余ってしまうことがあります。
このような状態では、RFによって皮膚を引き締めることはできても、余ってしまった皮膚を取り除くことはできません。
例えば、フェイスラインや首の皮膚が大きく余っている場合や、大幅な体重減少後に皮膚が伸びてしまった場合は、RFだけでは十分な改善が得られないことがあります。
このようなケースでは、フェイスリフトやネックリフトなど、余分な皮膚を取り除く治療が適している場合があります。
脂肪によるもたつき
たるみのように見えていても、実際には皮下脂肪が原因となっているケースがあります。
特に、フェイスラインやあご下に脂肪が多い場合は、RFだけで輪郭を大きく変えることは難しいことがあります。
脂肪量が多い場合には、脂肪吸引や脂肪溶解注射などを組み合わせることで、よりすっきりとしたフェイスラインを目指せます。
一方で、脂肪が少なく皮膚のハリ不足が主体の場合には、RFが効果を発揮しやすい傾向があります。
靱帯のゆるみや組織の下垂
年齢を重ねると、皮膚だけでなく、顔を支える靱帯や皮下組織もゆるみます。
これによって頬の脂肪が下がり、ほうれい線やマリオネットライン、フェイスラインのもたつきが目立つようになります。
RFには引き締め効果がありますが、下垂した組織を大きく元の位置へ持ち上げることは得意ではありません。
このような場合には、糸リフトで組織を持ち上げたり、ヒアルロン酸でボリュームロスを補ったりすることで、より高い改善効果が期待できます。
ボリュームロスによる老化
「たるんだ」と感じていても、実際には脂肪や骨のボリュームが減少したことで影ができ、老けて見えているケースがあります。
こめかみや頬が痩せると皮膚を支える土台が減り、たるみが強調されることがあります。
このような状態では、RFだけで改善することは難しく、ヒアルロン酸や脂肪注入などで失われたボリュームを補う治療が適していることがあります。
原因を見極めずにRFだけを繰り返しても、期待した変化が得られない可能性があります。
RFと他の治療を組み合わせるメリット
たるみは一つの原因だけで起こることは少なく、多くの場合、「皮膚」「脂肪」「靱帯」「骨格」の変化が複雑に重なっています。
そのため、一つの治療だけですべてを改善しようとするのではなく、それぞれの原因に合わせた治療を組み合わせることが重要です。
例えば、RFで肌のハリを改善しながら、糸リフトで下垂した組織を引き上げたり、ヒアルロン酸でボリュームを補ったりすることで、より自然でバランスの良い若返りが期待できます。
また、脂肪が原因の場合には脂肪吸引や脂肪溶解注射を組み合わせることで、フェイスラインの改善につながるケースもあります。
RFが向いている人
RFは、「最近少したるみが気になってきた」「肌のハリがなくなってきた」「手術やダウンタイムのある治療は避けたい」という方に適した治療です。
また、今あるたるみを改善するだけでなく、将来的なたるみ予防を目的として取り入れる方も増えています。
一方で、重度のたるみや皮膚の余りが大きい場合には、RFだけにこだわるよりも、他の治療を含めて検討した方が満足度の高い結果につながることがあります。
まとめ
RFは、肌のハリや弾力を改善し、軽度から中等度のたるみに対して高い効果が期待できる治療です。
しかし、皮膚の余りが多い場合や、脂肪によるもたつき、靱帯のゆるみ、ボリュームロスなどが主な原因となっている場合は、RFだけでは十分な改善が難しいことがあります。
たるみの原因は一人ひとり異なるため、「人気の治療だから」「切らないから」といった理由だけで治療を選ぶのではなく、自分のたるみの原因を正しく診断し、それに合った治療を選択することが大切です。
美容クリニックでは、肌の状態やたるみの程度を診察したうえで、RFだけで十分なのか、あるいは糸リフトやヒアルロン酸、脂肪吸引などを組み合わせた方がよいのかを総合的に判断できます。
最適な治療を選ぶことが、自然で満足度の高い若返りにつながります。
サーマクールFLX
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この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。