2026/07/16
レーザー
シミ取りと美容内服はどちらが効果的?
はじめに
「シミを治したいけれど、レーザーと内服薬はどちらがいい?」「美容内服だけでもシミは消える?」「シミ取りをした方が早いの?」
シミ治療を検討している方から、このような質問をいただくことがあります。
シミ治療には、レーザーによるシミ取りだけでなく、トラネキサム酸やビタミンCなどの美容内服も広く用いられています。
どちらもシミ治療に用いられますが、役割はまったく異なります。
そのため、「どちらが優れているか」ではなく、シミの種類や治療目的に応じて使い分けることが大切です。
この記事では、シミ取りレーザーと美容内服の違いや、それぞれが向いているケースについて解説します。
当院のシミ取りレーザーの種類と詳細は下記をご覧ください。
ピコレーザー レーザートーニング フォトフェイシャル
シミ取りレーザーとは
シミ取りレーザーは、レーザーのエネルギーをメラニン色素へ集中的に反応させ、シミを除去する治療です。
老人性色素斑(一般的なシミ)などでは、一度の治療で大きな改善が期待できることもあります。
メラニンを直接破壊するため、「今あるシミを早く改善したい」という方に適した治療です。
一方で、すべてのシミにレーザーが適しているわけではありません。
肝斑などでは、レーザーによって悪化する可能性があるため、慎重な診断が必要です。
美容内服とは
- トラネキサム酸
- ビタミンC
- L-システイン
- ビタミンE
これらを組み合わせて治療を行うことがあります。
これらはメラニンの生成を抑えたり、肌のターンオーバーを整えたりすることで、シミやくすみの改善をサポートします。
レーザーのようにシミを直接取り除く治療ではありませんが、新しいシミができにくい肌環境を整えることが期待できます。
即効性があるのはどちら?
短期間でシミを改善したい場合は、シミ取りレーザーの方が効果を実感しやすいでしょう。
レーザーは今あるメラニンへ直接作用するため、適応となるシミでは比較的早い変化が期待できます。
一方、美容内服は肌の代謝を整えながら徐々に改善を目指す治療です。
そのため、効果を実感するまでには数か月程度かかることが一般的です。
美容内服だけでシミは消える?
軽い色素沈着やくすみでは、美容内服によって改善が期待できることがあります。
しかし、老人性色素斑のように定着したシミは、内服薬だけで完全に消すことは難しい場合が多くあります。
「シミを薄くしたい」「予防したい」という目的には適していますが、「今あるシミを取りたい」という場合は、レーザー治療を検討することが多いでしょう。
肝斑では美容内服が重要
シミにはさまざまな種類がありますが、肝斑では美容内服が治療の中心になることがあります。
特にトラネキサム酸は、肝斑治療で広く使用されている内服薬です。
一方で、肝斑へシミ取りレーザーを行うと悪化する可能性があるため、自己判断でレーザーを受けることはおすすめできません。
まずはシミの種類を正しく診断することが大切です。
一番おすすめなのは組み合わせること
シミ治療では、レーザーと美容内服を組み合わせることが多くあります。
レーザーで今あるシミを改善しながら、美容内服で新しいシミの予防や色素沈着対策を行うことで、より良い結果が期待できます。
また、レーザー後に美容内服を継続することで、炎症後色素沈着を予防しやすくなることもあります。
「どちらか一つ」ではなく、それぞれの長所を活かすことが重要です。
シミを繰り返さないためには
レーザーでシミを取っても、紫外線対策を怠れば新しいシミができる可能性があります。
また、美容内服だけを続けても、濃いシミが自然になくなるとは限りません。
- 適切なレーザー治療
- 美容内服
- 紫外線対策
- 毎日のスキンケア
シミ治療では、これらを組み合わせることが、美しい肌を維持するためのポイントになります。
自己判断せず診断を受けることが大切
シミと思っていたものが実は肝斑だったり、ADMなど別の色素性病変だったりすることもあります。
シミの種類によって適した治療法は異なるため、自己判断でレーザーや内服を始めるのではなく、まずは診察を受けることが重要です。
肌の状態を正しく診断したうえで治療を選択することで、より高い効果が期待できます。
まとめ
シミ取りレーザーと美容内服は、どちらもシミ治療に欠かせない方法ですが、それぞれ役割が異なります。
レーザーは今あるシミを直接改善する治療であり、美容内服はメラニンの生成を抑えたり、肌環境を整えたりすることで、シミの改善や再発予防をサポートします。
「どちらが効果的か」というよりも、シミの種類や肌状態によって最適な治療は異なります。
現在あるシミを改善しながら将来のシミも予防したい場合は、レーザー治療と美容内服を組み合わせることが、より満足度の高い結果につながるでしょう。
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この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。