2026/02/03
脂肪吸引・脂肪注入
脂肪吸引で失敗する人の共通点|よくある失敗例と後悔しないためのポイント
はじめに
脂肪吸引は、気になる部分の皮下脂肪を直接減らし、ボディラインやフェイスラインを整える治療です。
一方で、「思ったより細くならなかった」「凸凹になった」「左右差が気になる」「頬がこけた」など、仕上がりに後悔するケースもあります。
特に重要なのは、脂肪をできるだけ多く取ることではありません。
もともとの脂肪量や皮膚のたるみ、骨格などを見ながら、取る部分と残す部分を適切に判断することが大切です。
東京ココセランクリニックでは、約1,500例のたるみ治療をはじめとし、豊胸、目周り、鼻、体の脂肪吸引や脂肪注入をおこなってきた形成外科専門医が執刀します。(2022年9月〜現在)
この記事では、脂肪吸引でよくある失敗例とその原因、後悔しないために確認しておきたいポイントについて解説します。
当院の脂肪吸引詳細はこちら
脂肪吸引でよくある失敗・後悔
| よくある失敗・後悔 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 思ったより細くならない | 吸引量が少ない、脂肪以外が原因 |
| 凸凹・皮膚の波打ち | 吸引の偏り、取りすぎなど |
| 左右差が気になる | もともとの左右差、吸引量の差など |
| 頬がこけた | 顔の脂肪の取りすぎ |
| たるみが目立つ | 脂肪減少後の皮膚・組織の余り |
| 傷跡が気になる | 切開位置、体質、術後経過など |
| 完成前に「失敗」と感じる | 腫れ・むくみ・拘縮が残っている |
脂肪吸引では、単に「脂肪を取れたか」だけではなく、最終的なラインが自然に整っているかが重要です。
失敗例① 思ったより細くならない
脂肪吸引を受けたのに「思っていたほど変わらなかった」というケースがあります。
原因の一つは、吸引できる皮下脂肪がもともと少ないことです。
例えば顔の場合、フェイスラインが大きく見える原因は脂肪だけではありません。咬筋、骨格、皮膚や皮下組織のたるみなどが影響している場合、脂肪吸引だけでは希望する変化が得られないことがあります。
体の場合も、皮下脂肪だけではなく筋肉や骨格によってラインが決まります。
そのため、脂肪吸引をする前に「本当に脂肪が原因なのか」を診断することが重要です。
失敗例② 凸凹・皮膚の波打ちが目立つ
脂肪吸引後に皮膚表面が凸凹したり、波打って見えたりすることがあります。
術後早期は腫れやむくみ、拘縮によって一時的に硬さや凹凸を感じることがありますが、脂肪の取り方に偏りがある場合などでは、仕上がりにも影響する可能性があります。
脂肪吸引では、ただ大量に脂肪を吸引するのではなく、皮下脂肪をどの程度残しながら全体のラインを整えるかが重要です。
特に皮膚が薄い部位では、取りすぎにも注意が必要です。
失敗例③ 左右差が気になる
人間の体や顔は、もともと完全な左右対称ではありません。
そのため、脂肪吸引後に左右差が気になる場合、吸引による差だけではなく、骨格や筋肉、もともとの脂肪量の違いが影響していることもあります。
手術前に左右差を確認し、それを踏まえて吸引量やデザインを調整することが重要です。
失敗例④ 顔の脂肪吸引で頬がこけた
顔の脂肪吸引で特に注意したいのが、脂肪の取りすぎです。
頬の脂肪は顔を大きく見せる原因になる一方、若々しい輪郭を保つ役割もあります。
必要な脂肪まで取りすぎると、頬骨の下などがくぼみ、顔が痩せすぎたり、老けた印象になったりする可能性があります。
そのため顔の脂肪吸引では、「どこから取るか」と同じくらい「どこを残すか」が重要です。
頬・顎下をすべて均一に減らすのではなく、骨格や脂肪のつき方を見ながらデザインする必要があります。
失敗例⑤ 脂肪吸引後にたるみが気になる
脂肪を減らしたあと、皮膚や皮下組織の余りによって、たるみが目立つことがあります。
特にもともと皮膚のたるみがある方や、脂肪量が多い方では、脂肪を減らすだけで理想的なラインになるとは限りません。
顔であれば糸リフトやHIFU、RFなど、体で皮膚の余りが大きい場合には皮膚切除を含む治療が検討されることもあります。
大切なのは、脂肪吸引だけでどこまで改善できるのかを手術前に判断することです。
「脂肪吸引に失敗した」と判断するのはいつ?
脂肪吸引は、手術直後に完成する治療ではありません。
術後には腫れ、むくみ、内出血、痛み、硬さなどが生じることがあります。
また、回復過程では皮膚のつっぱりや拘縮を感じることもあります。
現行記事でも、強い腫れは1〜2週間程度、仕上がりの完成には3〜6か月程度を目安として案内しています。
そのため、術後早期の左右差や凹凸だけを見て、すぐに「失敗した」と判断する必要はありません。
ただし、強い痛みや急激な腫れ、皮膚の色調変化など気になる症状がある場合には、完成を待たず施術を受けた医療機関へ相談しましょう。
脂肪吸引で失敗する人に多い共通点
価格だけでクリニックを選ぶ
費用はクリニックを選ぶうえで重要ですが、価格だけで決めることはおすすめできません。
脂肪吸引は、同じ部位を治療しても、吸引範囲やデザイン、医師の判断によって仕上がりが変わります。
費用だけではなく、医師の経験や症例、手術方法、術後のフォロー体制まで確認しましょう。
「できるだけ脂肪を取ってほしい」と考える
脂肪吸引では、吸引量が多いほどきれいになるとは限りません。
特に顔では、必要な脂肪まで減らすと頬コケにつながる可能性があります。
体でも、均一性を考えずに脂肪を取りすぎると、凹凸や不自然なラインにつながることがあります。
脂肪吸引は「脂肪を取る手術」というより、必要な脂肪を減らしてラインを整える手術と考えることが大切です。
完成までの経過を理解していない
手術直後から細くなると思っていると、腫れやむくみを見て「失敗した」と不安になることがあります。
脂肪吸引にはダウンタイムがあり、完成までには時間がかかります。
仕事や旅行、結婚式など大切な予定がある場合には、余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
後悔しないクリニック選びのポイント
脂肪吸引を受けるクリニックを選ぶ際には、価格だけでなく「誰が、どのように手術するのか」を確認しましょう。
特に確認したいのは、医師の専門性や脂肪吸引の経験、自分と似た部位・体型の症例があるか、希望だけでなくリスクや限界まで説明してくれるか、術後に相談できる体制が整っているかという点です。
また、脂肪吸引だけでは希望する仕上がりにならない場合に、「脂肪をもっと取ればいい」と考えるのではなく、たるみや骨格など別の原因まで評価してくれるかも重要です。
東京ココセランクリニックの脂肪吸引
東京ココセランクリニックでは、脂肪をできるだけ多く吸引することではなく、全体のバランスを見ながらボディライン・フェイスラインを整えることを重視しています。
特に顔の脂肪吸引では、頬コケを避けるため、減らすべき脂肪と残すべき脂肪を見極めることが重要です。
また、脂肪だけでなくたるみが影響している場合には、脂肪吸引だけにこだわらず、状態に合わせた治療を検討します。
脂肪吸引の失敗についてよくある質問
Q. 脂肪吸引で一番多い失敗は何ですか?
失敗には、凹凸、左右差、取り残し、取りすぎ、たるみなどさまざまなものがあります。
部位やもともとの脂肪量によって起こりやすい問題も異なるため、一つだけを「最も多い」とは言い切れません。
Q. 脂肪吸引で凸凹になったら治りますか?
術後早期の凹凸は、むくみや拘縮によって一時的に生じている場合があります。
一方、完成後にも強い凹凸が残る場合には、原因に応じて修正治療が検討されることがあります。
Q. 顔の脂肪吸引で頬コケすることはありますか?
脂肪を取りすぎると、頬コケが目立つ可能性があります。
もともと頬のボリュームが少ない方では特に、吸引する部位や量を慎重に判断する必要があります。
Q. 脂肪吸引後の左右差は失敗ですか?
術後早期は腫れやむくみの左右差によって違って見えることがあります。
また、人の体にはもともと左右差があるため、すべてが脂肪吸引によるものとは限りません。
Q. 脂肪吸引は何か月で完成しますか?
部位や吸引量、個人差によって異なりますが、現行記事では仕上がりの目安を3〜6か月程度としています。
術後早期はむくみや拘縮があるため、時間をかけて経過を見る必要があります。
Q. 脂肪吸引で失敗しないために一番大切なことは?
「たくさん脂肪を取ること」を目的にせず、自分の脂肪量や骨格、皮膚の状態に合ったデザインを行うことが重要です。
そのためにも、医師の経験や症例、カウンセリング内容を確認してクリニックを選びましょう。
まとめ
脂肪吸引で後悔するケースには、思ったより細くならない、凹凸や左右差が気になる、脂肪を取りすぎて頬がこける、脂肪を減らしたことでたるみが目立つなどがあります。
こうしたリスクを減らすためには、脂肪をできるだけ多く取るのではなく、もともとの脂肪量や骨格、皮膚の状態を見ながら吸引する範囲と量を決めることが重要です。
また、術後すぐに完成するわけではないため、ダウンタイムや完成までの経過について理解しておくことも、後悔を防ぐポイントです。
価格だけで判断せず、医師の専門性や症例、デザイン、リスクの説明、術後のフォローまで確認したうえで治療を検討しましょう。
この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。