RFと糸リフトはどちらがおすすめ?

はじめに

「フェイスラインがぼやけてきた」「ほうれい線が気になる」「たるみ治療を受けたいけれど、RFと糸リフトのどちらを選べばいいのかわからない」
このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
RF(高周波)治療と糸リフトは、どちらもたるみ改善を目的とした人気の美容医療ですが、アプローチする仕組みや得意とする症状は大きく異なります。
「切らずにリフトアップできる」という共通点があるため比較されることが多い施術ですが、どちらが優れているというものではなく、たるみの原因や程度によって適した治療が変わります。
この記事では、RFと糸リフトの違い、それぞれのメリット・デメリット、どのような方に向いているのかを詳しく解説します。

当院の糸リフトの種類と詳細は下記をご覧ください。
Dooth ココリフト TEX3D アンカーDXダブル

当院のRFの種類と詳細は下記をご覧ください。
サーマクール デンシティ

RF(高周波)治療とは?

RFとはRadio Frequency(高周波)の略で、高周波エネルギーを利用して皮膚へ熱を加え、肌のハリやたるみを改善する治療です。
皮膚の真皮層や皮下組織へ熱刺激を与えることで、コラーゲンやエラスチンの産生を促し、肌を内側から引き締めます。
また、熱によるコラーゲン線維の収縮によって施術直後から引き締まりを感じる場合があり、その後数か月かけてコラーゲンのリモデリングが進むことで、徐々に肌のハリや弾力が向上していきます。
メスを使用しないためダウンタイムが比較的少なく、自然な若返りを希望する方に選ばれることが多い治療です。

糸リフトとは?

糸リフトは、医療用の吸収糸を皮下へ挿入し、物理的に皮膚や脂肪を引き上げる治療です。
糸にはコグ(トゲ)が付いており、そのコグを利用して下垂した組織を持ち上げることで、フェイスラインや頬のたるみを改善します。
さらに、糸を挿入する刺激によってコラーゲン生成が促されるため、引き上げ効果だけでなく肌のハリ向上も期待できます。
施術直後から変化を実感しやすいことが特徴で、「今すぐリフトアップしたい」という方に適した治療です。

RFと糸リフトの違い

RFと糸リフトの最も大きな違いは、「熱によって引き締める治療」か「物理的に引き上げる治療」かという点です。
RFは皮膚の内部へ熱を届けることでコラーゲンの生成を促し、時間をかけて自然な引き締め効果を得る治療です。
一方、糸リフトは下垂した組織を直接持ち上げるため、施術直後からフェイスラインや頬の変化を感じやすいという特徴があります。
つまり、RFは肌質改善や軽度から中等度のたるみを得意とし、糸リフトは皮膚や脂肪の下垂が目立つケースでより効果を発揮します。

RFが向いている人

RFは、たるみがまだ軽度で、予防も兼ねて治療を始めたい方に適しています。
「以前よりフェイスラインがぼやけてきた」「肌にハリがなくなってきた」「自然な変化がほしい」という方では、RFだけでも十分な効果が期待できる場合があります。
また、ダウンタイムをできるだけ少なくしたい方や、周囲に気づかれずに少しずつ若返りたい方にも向いています。
肌全体のハリ感や小ジワの改善、毛穴の引き締めなど、リフトアップ以外の肌質改善効果も期待できる点はRFの大きなメリットです。

糸リフトが向いている人

糸リフトは、皮膚や脂肪の下垂がはっきりしている方に適しています
フェイスラインのもたつきや口元のたるみ、マリオネットライン、ブルドッグのような輪郭の変化など、重力によって組織が下がっているケースでは、RFだけでは十分な改善が難しいことがあります。
そのような場合は、糸によって物理的に引き上げることで、よりはっきりとした変化が期待できます。
また、「イベントまでにできるだけ早くリフトアップしたい」「写真映えする変化がほしい」という方にも選ばれることが多い治療です。

効果の現れ方はどう違う?

RFは施術直後に軽い引き締まりを感じることがありますが、本格的な効果はコラーゲンが再構築される1〜3か月ほどかけて徐々に現れます。
一方、糸リフトは施術直後からリフトアップ効果を実感しやすいことが特徴です。
ただし、施術直後は腫れやむくみの影響もあるため、完成形になるまでには数週間程度かかります。
「ゆっくり自然に変化したい」のか、「すぐに変化を実感したい」のかによっても適した治療は異なります。

持続期間の違い

RFの効果は機種や肌状態によって異なりますが、一般的には半年から1年程度持続するとされています。
糸リフトは使用する糸の種類によって異なりますが、リフトアップ効果は半年から1年半程度が目安です。
糸は時間の経過とともに体内へ吸収されますが、糸によって促されたコラーゲン生成により、肌のハリが維持されることもあります。
どちらも永久的な治療ではないため、効果を維持するためには定期的なメンテナンスが推奨されます。

ダウンタイムの違い

RFは赤みや軽い腫れが数時間から数日程度みられることがありますが、日常生活への影響は比較的少ない治療です。
一方、糸リフトでは腫れや内出血、つっぱり感、口が開けにくい感じなどが数日から数週間続くことがあります。
個人差はありますが、大切な予定がある場合は、余裕を持って施術日を決めることが大切です。

RFだけでは改善しにくいケース

RFは優れたたるみ治療ですが、すべてのたるみに対応できるわけではありません。
皮膚や脂肪の下垂が大きい場合や、皮膚が余っている場合は、熱による引き締めだけでは十分な変化が得られないことがあります。
このようなケースでは、糸リフトや外科的なフェイスリフト、あるいはヒアルロン酸治療などを組み合わせることで、より自然で満足度の高い結果が期待できます。

糸リフトだけでは改善しにくいケース

糸リフトは組織を引き上げることは得意ですが、肌質そのものを大きく改善する治療ではありません。
肌のハリ不足や毛穴、小ジワ、キメの乱れなどが気になる場合は、RFやスキンブースターなどを組み合わせた方が、より若々しい印象を目指せます。
「たるみ」と「肌質」は別の悩みであるため、それぞれに適した治療を選択することが重要です。

RFと糸リフトを組み合わせるという選択肢

近年では、RFと糸リフトを組み合わせる治療も多く行われています。
糸リフトで下垂した組織を引き上げ、その後RFで皮膚のハリや引き締めを促すことで、より自然で持続性のある仕上がりを目指すことができます。
また、RFを継続的に受けることでコラーゲンの減少を抑え、糸リフト後の状態を維持しやすくなる場合もあります。
どちらか一方だけではなく、たるみの原因や年齢、肌質に応じて組み合わせることも選択肢の一つです。

自分に合った治療を選ぶことが大切

たるみの原因は人それぞれ異なります。
皮膚のハリが低下しているのか、脂肪が下垂しているのか、骨格の変化が影響しているのかによって、適した治療法は変わります。
そのため、「人気だから」「SNSで見たから」という理由だけで治療を選ぶのではなく、現在の状態を診察したうえで、自分に合った治療を選択することが重要です。

まとめ

RFと糸リフトは、どちらもたるみ改善に効果が期待できる治療ですが、作用する仕組みは大きく異なります。
RFは熱エネルギーによってコラーゲン生成を促し、自然な引き締めや肌質改善を得意とする治療です。一方、糸リフトは物理的に組織を持ち上げることで、施術直後からリフトアップ効果を実感しやすいことが特徴です。
軽度のたるみや予防目的であればRFが適していることが多く、中等度以上のたるみやフェイスラインのもたつきが気になる場合は糸リフトが選択肢となります。
また、たるみの状態によっては、RFと糸リフトを組み合わせることで、より高い効果が期待できるケースもあります。
大切なのは「RFと糸リフトのどちらが優れているか」ではなく、「自分のたるみにはどちらが適しているか」です。
医師の診察を受け、たるみの原因を正しく見極めたうえで、最適な治療法を選択しましょう。


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篠﨑 智公

この記事の監修者

院長

篠﨑 智公

2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。

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