2025/10/20
スキンブースター
プロファイロとプロファイロストラクチュラの違い|リジュランやヒアルロン酸とも比較
「プロファイロとプロファイロストラクチュラは何が違う?」
「リジュランなどのPN製剤とはどれを選べばいい?」
「普通のヒアルロン酸とは違うの?」
肌育注射にはさまざまな製剤があり、違いが分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、プロファイロは「肌全体のハリや弾力」、プロファイロストラクチュラは「頬の痩せやボリュームロス」、PN製剤は「小じわや肌質改善」、ヒアルロン酸は「くぼみや輪郭の形成」を目的とする場合に選択肢となります。
どれが優れているというものではなく、改善したい悩みに合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、それぞれの違いや、どんな方に向いているのかを形成外科専門医が分かりやすく解説します。
当院のスキンブースターの種類と詳細は下記をご覧ください。
プロファイロ ジャルプロスーパーハイドロ プルリアルデンシファイ リジュラン リズネ ジュベルック スキンバイブ ゾアベックス
プロファイロとは?
プロファイロは、ヒアルロン酸を主成分とした注入治療です。
一般的なヒアルロン酸注入のように、鼻や顎を高くしたり、くぼみを直接埋めたりすることを主な目的としているわけではありません。
顔全体に注入することで、肌のハリや弾力、乾燥、小じわなどにアプローチします。
「顔の形はあまり変えたくないけれど、肌全体を自然に若々しく見せたい」という方に向いています。
プロファイロストラクチュラとは?
プロファイロストラクチュラは、プロファイロシリーズの中でも、加齢による頬の痩せやボリュームロスなどにアプローチする製剤です。
年齢とともに顔が老けて見える原因は、肌のハリが低下することだけではありません。
頬のボリュームが減少することで、頬がこけて見えたり、ほうれい線が目立ったり、顔全体が平坦な印象になったりすることがあります。
このような「顔のボリュームの変化」にアプローチするのがプロファイロストラクチュラです。
通常のヒアルロン酸のように形を大きく変えるのではなく、自然な変化を希望する方にも選択肢となります。
プロファイロとプロファイロストラクチュラの違い
名前は似ていますが、目的が少し異なります。
| プロファイロ | プロファイロストラクチュラ | |
|---|---|---|
| 主な目的 | 肌質・ハリ・弾力の改善 | 頬の痩せ・ボリュームロスの改善 |
| 得意な悩み | ハリ不足・小じわ・乾燥 | 頬こけ・中顔面のボリューム低下 |
| 変化 | 肌全体を自然に若々しく | 顔全体を自然にふっくらとした印象へ |
| 大きく形を変える | × | × |
| 向いている方 | 肌そのものをきれいにしたい方 | 痩せた印象や老けた印象が気になる方 |
PN製剤やヒアルロン酸とはどう違う?
肌育治療には、プロファイロ以外にもリジュランなどのPN製剤や、一般的なヒアルロン酸注入があります。
患者様から「結局どれがいいですか?」と聞かれることも多いのですが、それぞれ得意な悩みが違います。
| プロファイロ | プロファイロストラクチュラ | PN製剤(リジュランなど) | ヒアルロン酸 | |
|---|---|---|---|---|
| 主な目的 | 肌全体の若返り | ボリュームロスの改善 | 肌質・小じわ改善 | ボリューム補充・輪郭形成 |
| ハリ・弾力 | ◎ | ○ | ◎ | △ |
| 小じわ | ○ | △ | ◎ | ○ |
| 乾燥・うるおい | ◎ | ○ | ○ | △ |
| 頬の痩せ | △ | ◎ | △ | ◎ |
| 目元の細かいシワ | ○ | △ | ◎ | ○ |
| ほうれい線・くぼみ | △ | ○ | △ | ◎ |
| 鼻・顎などの形成 | × | × | × | ◎ |
| 変化の特徴 | 顔全体に自然 | 自然なボリューム感 | 肌を細かく整える | 形の変化が分かりやすい |
| おすすめの方 | 肌全体を改善したい | 頬の痩せが気になる | 小じわ・肌質が気になる | くぼみや形をしっかり変えたい |
※効果や適応には個人差があります。
肌全体のハリ不足ならプロファイロ
「以前より肌に元気がない」
「顔全体のハリがなくなってきた」
「自然に若々しくなりたい」
このような方にはプロファイロが向いています。
特定のシワやくぼみだけを治療するというより、顔全体の肌質を底上げするようなイメージです。
頬が痩せてきたならプロファイロストラクチュラ
「昔より頬が痩せた」
「顔が平坦になってきた」
「頬がこけて老けて見える」
このような方には、プロファイロストラクチュラが選択肢になります。
特に、肌表面だけでなく加齢による顔のボリューム変化が気になる方に適しています。
小じわや目元の肌質ならPN製剤
リジュランなどのPN製剤は、小じわや肌の弾力、キメなどの肌質改善を目的として使用されます。
特に目元など、皮膚が薄く細かなシワが目立ちやすい部分にも使用されるのが特徴です。
「ボリュームを増やしたいわけではなく、肌そのものを整えたい」という方に適しています。
くぼみや輪郭を変えたいならヒアルロン酸
「ほうれい線をしっかり改善したい」
「こめかみや頬のくぼみを埋めたい」
「鼻や顎の形を整えたい」
という場合は、一般的なヒアルロン酸注入が適していることがあります。
注入した部分にボリュームを作れるため、プロファイロやPN製剤と比較して形の変化を出しやすいことが特徴です。
よくある質問
プロファイロとリジュランはどちらがいいですか?
顔全体のハリや弾力を改善したい場合はプロファイロ、目元などの細かな小じわや肌質を改善したい場合はリジュランなどのPN製剤が選択肢になります。
どちらが優れているというより、悩みによって使い分けます。
プロファイロとヒアルロン酸は何が違いますか?
ヒアルロン酸注入は、くぼみを埋めたり鼻や顎の形を整えたりすることが得意です。
プロファイロは大きく形を変えるのではなく、肌全体のハリや弾力などを改善することを目的としています。
プロファイロストラクチュラとヒアルロン酸はどちらがいいですか?
自然に頬のボリュームロスへアプローチしたい場合はプロファイロストラクチュラ、明確なくぼみを補ったり輪郭を整えたりしたい場合はヒアルロン酸が適していることがあります。
プロファイロは何回受ける必要がありますか?
一般的には約1か月間隔で2回の施術が基本となります。
その後は肌の状態や効果を確認しながら、必要に応じてメンテナンスを行います。
プロファイロで顔がパンパンになることはありますか?
プロファイロは、通常のヒアルロン酸のように大きなボリュームを作ることを目的とした治療ではありません。
ただし、施術直後は注入部分の膨らみや腫れが一時的に出ることがあります。
どの製剤が自分に合っているかわかりません。
ご自身で製剤を決める必要はありません。
同じ「たるみ」「小じわ」「老けて見える」という悩みでも原因は異なるため、診察で肌や顔の状態を確認したうえで適した治療をご提案します。
まとめ
プロファイロ、プロファイロストラクチュラ、PN製剤、ヒアルロン酸は、すべて注入治療ですが得意なことが異なります。
肌全体のハリや弾力ならプロファイロ、頬の痩せやボリュームロスならプロファイロストラクチュラ、小じわや肌質ならPN製剤、明確なくぼみや輪郭形成ならヒアルロン酸が選択肢になります。
「どの製剤が一番いいか」ではなく、「今の悩みの原因にどの治療が合っているか」で選ぶことが大切です。
東京ココセランクリニックでは、日本専門医機構認定の形成外科専門医が顔全体の状態を確認し、一人ひとりのお悩みに合わせて適した治療をご提案します。
この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。