2026/06/24
スキンブースター
スキンブースターとレーザー治療の違い|肌質改善
はじめに
「肌質改善をしたいけれど、スキンブースターとレーザー治療は何が違うの?」「毛穴や小ジワにはどちらが効果的?」「自分にはどちらが向いているのか分からない」
美容皮膚科で肌質改善を検討している方から、このような質問を受けることは少なくありません。
近年はスキンブースターや肌育治療が人気を集めていますが、レーザー治療も依然として美容皮膚科の代表的な治療です。
どちらも肌を綺麗にするための治療ですが、アプローチの仕方や得意な悩みは大きく異なります。
そのため、自分の悩みに合った治療を選ぶことが重要です。
この記事では、スキンブースターとレーザー治療の違いについて解説します。
当院のスキンブースターの種類と詳細は下記をご覧ください。
プロファイロ ジャルプロスーパーハイドロ プルリアルデンシファイ リジュラン リズネ ジュベルック スキンバイブ ゾアベックス
スキンブースターとは
スキンブースターとは、肌質改善を目的とした注入治療の総称です。
ヒアルロン酸やポリヌクレオチド(PN)、アミノ酸などの有効成分を肌内部へ届けることで、肌の再生や保水力向上を目指します。
代表的な製剤
・スキンバイブ
・プロファイロ
・リジュラン
・ジュベルック
・プルリアル
・ジャルプロ
顔の形を変えるヒアルロン酸注入とは異なり、肌そのものを健康的な状態へ導くことが目的です。
レーザー治療とは
レーザー治療は、特定の波長を利用して肌へエネルギーを与える治療です。
シミや赤み、毛穴、ニキビ跡など、さまざまな悩みに対応することができます。
代表的な治療
・アドバテックスレーザー
・ピコレーザー
・CO2フラクショナルレーザー
・Vビーム
・フォトフェイシャル
それぞれ作用するターゲットが異なり、目的に応じて使い分けられています。
最も大きな違いはアプローチ方法
スキンブースターとレーザー治療の最大の違いは、肌へのアプローチ方法です。
スキンブースターは、肌に必要な成分を補いながら再生を促す治療です。
一方でレーザー治療は、熱エネルギーや光エネルギーによって組織へ刺激を与え、肌の改善を目指します。
つまり、スキンブースターは「補う治療」、レーザーは「刺激して変化を起こす治療」と考えると分かりやすいでしょう。
肌の乾燥
乾燥が主な悩みの場合は、スキンブースターが向いていることが多いです。
特にスキンバイブやプロファイロは、肌内部の保水力向上が期待できます。
肌の水分量が増えることで、ツヤ感やハリ感の向上も期待できます。
一方でレーザー治療は乾燥改善を主目的とする治療ではありません。
そのため、乾燥やインナードライが気になる方にはスキンブースターが選ばれることが多くなります。
毛穴改善
毛穴治療は原因によって異なります。
乾燥やキメの乱れが原因であれば、スキンブースターが有効な場合があります。
一方で、開き毛穴やニキビ跡による凹凸が強い場合には、CO2フラクショナルレーザーやポテンツァなどのエネルギーデバイスが有効なこともあります。
毛穴治療は一つの治療ですべて解決することが難しく、複数の治療を組み合わせるケースも少なくありません。
赤み改善
赤ら顔やニキビ跡の赤みなど、血管が関係する悩みはレーザー治療が得意としています。
例えば、Vビーム、アドバテックスレーザー、フォトフェイシャルなどは赤み改善を目的として行われることがあります。
スキンブースターにも肌質改善効果はありますが、赤みそのものへの直接的なアプローチはレーザーの方が得意なケースが多いです。
たるみやハリ感改善
ハリや弾力不足には、スキンブースターもレーザーも効果が期待できます。
プロファイロやプロファイロストラクチュラはコラーゲン生成を促し、肌のハリ改善を目指します。
一方でRFやレーザー治療もコラーゲン生成を促進します。
ただし、自然な肌育を目指したい、肌の質感そのものを改善したいという場合はスキンブースター、引き締めやリフトアップも重視したいという場合はRFやレーザー治療が向いていることがあります。
ニキビ跡
ニキビ跡は種類によって治療が変わります。
クレーターにはCO2フラクショナルレーザーやポテンツァなどが有効なことがあります。
一方で、肌の再生を促進するジュベルックやリジュランなどのスキンブースターを併用することもあります。
最近では、レーザー単独ではなくスキンブースターとの組み合わせ治療が主流になりつつあります。
ダウンタイムの違い
一般的にはスキンブースターの方がダウンタイムが少ない傾向があります。
注入部位の膨らみや内出血が出ることはありますが、多くは数日程度で改善します。
レーザー治療は種類によって異なりますが、CO2フラクショナルレーザーなどでは赤みやかさぶたが数日から1週間程度続くことがあります。
そのため、ダウンタイムの許容度によって選択が変わることもあります。
実は組み合わせることが多い
スキンブースターとレーザー治療は競合する治療ではありません。
むしろ組み合わせることで相乗効果が期待できるケースが多くあります。
例えば、アドバテックスレーザーで赤み改善、スキンバイブで保水力向上、プロファイロでハリ改善というように、複数の治療を組み合わせることで総合的な肌質改善を目指すことができます。
どちらを選ぶべきなのか
肌の乾燥やツヤ感改善を重視するならスキンブースター。
赤みやシミ、クレーター改善を重視するならレーザー治療。
このように考えると分かりやすいでしょう。
ただし、多くの肌悩みは一つではありません。
実際には両方を組み合わせた方が満足度が高いことも少なくありません。
まとめ
スキンブースターとレーザー治療は、どちらも肌質改善を目的とした治療ですが、アプローチ方法が異なります。
スキンブースターは肌に必要な成分を補いながら再生を促す治療であり、乾燥やハリ、ツヤ感改善を得意としています。
一方でレーザー治療は、光や熱エネルギーによって肌へ刺激を与え、赤みやシミ、ニキビ跡などの改善を目指します。
どちらが優れているということではなく、自分の肌悩みに合わせて選択することが重要です。
また、近年ではスキンブースターとレーザー治療を組み合わせることで、より高い肌質改善効果を目指すケースも増えています。
肌を本当に綺麗にしたいのであれば、一つの治療にこだわるのではなく、自分に合った組み合わせを見つけることが大切です。
肌のお悩みカウンセリング
ご予約はこちら
この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。