2026/08/09
たるみ治療
ほうれい線には糸リフトは効果がある?
はじめに
「ほうれい線が気になるけれど、糸リフトで改善できる?」「ヒアルロン酸とどちらがいい?」「SNSでは糸リフトでほうれい線が消えたと紹介されているけれど本当?」
ほうれい線は、多くの方が気になるエイジングサインの一つです。
近年は糸リフトによるリフトアップ治療が人気ですが、「ほうれい線には糸リフトが効果的」と聞く一方で、「あまり変わらなかった」という声もあります。
実は、ほうれい線の原因によって、糸リフトが向いている場合と、別の治療が適している場合があります。
この記事では、糸リフトで改善が期待できるほうれい線と、他の治療を選んだ方がよいケースについて詳しく解説します。
当院の糸リフトの種類と詳細は下記をご覧ください。
Dooth ココリフト TEX3D アンカーDXダブル テスリフト
ほうれい線の原因は一つではない
ほうれい線は単なる「シワ」ではありません。
加齢による皮膚のたるみ、頬の脂肪が下垂することによるボリュームの移動、骨格や生まれつきの構造、皮膚のハリ低下など、さまざまな要因が重なって現れます。
そのため、原因を見極めずに治療を選ぶと、十分な改善が得られないことがあります。
まずは、なぜほうれい線が目立っているのかを診断することが重要です。
糸リフトが効果を発揮しやすいケース
糸リフトが最も効果を発揮しやすいのは、頬のたるみによってほうれい線が深く見えているケースです。
年齢とともに頬の脂肪や皮膚が下がると、口元へ組織が集まり、ほうれい線が強調されます。
糸リフトでは、この下がった組織を上方向へ引き上げることで、ほうれい線を目立ちにくくする効果が期待できます。
特に、フェイスラインのもたつきやマリオネットラインも同時に気になる方では、顔全体のリフトアップによって若々しい印象へ導けることがあります。
糸リフトだけでは改善が難しいケース
一方で、すべてのほうれい線が糸リフトで改善するわけではありません。
例えば、生まれつき骨格によってほうれい線が深い方や、頬のボリューム不足によって溝ができている方では、糸リフトだけでは十分な改善が難しいことがあります。
また、皮膚表面に刻まれた深いシワも、糸で皮膚を引き上げるだけでは完全には改善できません。
このような場合には、ヒアルロン酸注入やスキンブースター、場合によっては脂肪注入など、別の治療を組み合わせた方が効果的なことがあります。
他の施術との違い
ヒアルロン酸
糸リフトとヒアルロン酸は、どちらもほうれい線治療でよく選ばれる方法ですが、目的が異なります。
糸リフトは、下がった組織を持ち上げることで、たるみを改善する治療です。
一方、ヒアルロン酸は、ほうれい線の溝へボリュームを補い、シワを浅く見せる治療です。
つまり、原因がたるみなら糸リフト、ボリューム不足ならヒアルロン酸が適している場合が多くあります。
実際には、この二つを組み合わせることで、より自然な仕上がりを目指すケースも少なくありません。
HIFUやRF
HIFUやRFも、ほうれい線治療として選択されることがあります。
これらは熱エネルギーによって皮膚を引き締め、コラーゲン生成を促す治療です。
軽度のたるみでは改善が期待できますが、頬の下垂が強い場合には、糸リフトの方がリフトアップ効果を実感しやすいことがあります。
反対に、「まだ手術や糸リフトまでは考えていない」「軽いたるみを予防したい」という方には、HIFUやRFが適している場合もあります。
糸リフトだけでほうれい線が完全になくなる?
「糸リフトをすればほうれい線が消える」と期待される方もいますが、そのようなケースは多くありません。
糸リフトは、たるみを改善することでほうれい線を目立ちにくくする治療であり、溝そのものを埋める治療ではありません。
そのため、改善は期待できますが、ほうれい線を完全になくすことを目的とする施術ではありません。
患者様の状態によっては、糸リフトだけで十分な方もいれば、ヒアルロン酸やスキンブースターなどを組み合わせた方が、より満足度の高い結果につながることもあります。
治療は一人ひとりに合わせて選ぶことが大切
ほうれい線は、「たるみ」「ボリュームロス」「皮膚の老化」が複雑に関係していることがほとんどです。
そのため、一つの治療だけですべてを改善できるとは限りません。
顔全体のバランスや年齢、皮膚の状態を診察したうえで、糸リフト、ヒアルロン酸、RF、HIFU、スキンブースターなどを適切に組み合わせることが、自然で若々しい仕上がりにつながります。
まとめ
糸リフトは、頬のたるみによって目立つほうれい線に対して効果が期待できる治療です。
一方で、生まれつきの骨格やボリューム不足、深く刻まれたシワが主な原因の場合は、糸リフトだけでは十分な改善が難しいことがあります。
ほうれい線治療で大切なのは、「糸リフトが良い治療かどうか」ではなく、「自分のほうれい線の原因に合っているか」という点です。
原因を正しく診断し、必要に応じてヒアルロン酸やHIFU、RFなどを組み合わせることで、より自然で満足度の高い若返り効果が期待できます。
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この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。