顔だけ痩せないのはなぜ?原因と改善方法

はじめに

「ダイエットを頑張っているのに顔だけ痩せない」「体は細くなったのにフェイスラインが変わらない」「小顔になりたいのに顔だけ丸いまま」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
体重が減れば顔も自然に細くなると思われがちですが、実際には「顔だけ痩せにくい」と感じる方は多くいます。
その理由は、単純に脂肪が多いだけではなく、生まれつきの骨格や脂肪の付き方、むくみ、加齢によるたるみなど、さまざまな要因が関係しているためです。
この記事では、顔だけ痩せない原因と、それぞれに適した改善方法について詳しく解説します。

顔だけ痩せないのは珍しいことではない

ダイエットをしても顔の変化を感じにくいことは、決して珍しいことではありません。
脂肪の付き方や落ちる順番には個人差があります。
お腹や脚から先に細くなる方もいれば、顔の変化が最後に現れる方もいます。
また、生まれつき顔に皮下脂肪が付きやすい方では、体重が減ってもフェイスラインの印象があまり変わらないこともあります。
そのため、「体重が減ったのに顔だけ痩せない」ということは十分に起こり得ます。

原因

生まれつき脂肪が付きやすい

顔には頬やフェイスライン、あご下などに皮下脂肪が存在しています。
この脂肪の量には個人差があり、生まれつき頬に脂肪が付きやすい方や、あご下に脂肪が残りやすい方もいます。
このような体質の場合、全身のダイエットだけでは顔の印象が大きく変わらないことがあります。
特に「昔から丸顔だった」という方では、体重だけが原因ではないケースも少なくありません。

むくみで顔が大きく見えている

顔が大きく見える原因は、脂肪だけとは限りません。
睡眠不足や塩分の多い食事、飲酒、運動不足などによって水分がたまり、顔がむくんで見えていることがあります。
むくみは朝に強く出て、夕方になると改善することが多いのが特徴です。
「朝だけ顔がパンパンになる」「日によって顔の大きさが違う」と感じる場合は、脂肪よりもむくみが原因となっている可能性があります。
この場合は、生活習慣の改善によって変化が期待できます。

エラの筋肉が発達している

顔が大きく見える原因として、咬筋(こうきん)と呼ばれるエラの筋肉が発達しているケースもあります。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方では、筋肉が厚くなり、フェイスラインが四角く見えることがあります。
この場合は脂肪ではないため、ダイエットでは改善しません。
筋肉が原因の場合には、ボツリヌストキシン治療などが選択されることがあります。

加齢によるたるみ

30代以降になると、脂肪が増えていなくても顔が大きく見えることがあります。
これは、加齢によって皮膚や靱帯がゆるみ、脂肪が下方向へ移動するためです。
頬やフェイスラインに脂肪が集まり、二重あごや口元のもたつきが目立つことで、「顔が大きくなった」と感じる方も少なくありません。
この場合は脂肪を減らすだけでは改善せず、たるみ治療が必要になることもあります。

顔だけを痩せることはできる?

「顔だけ痩せたい」と考える方は多いですが、運動や食事制限によって顔だけの脂肪を選んで減らすことはできません。
ダイエットでは全身の脂肪が少しずつ減るため、顔だけを集中的に細くすることは難しいとされています。
また、無理なダイエットをすると、頬がこけたり、老けた印象になったりすることもあります。
健康的に体脂肪を減らしながら、自分の顔が大きく見える原因を見極めることが大切です。

美容医療で改善できるケース

セルフケアだけでは改善が難しい場合には、美容医療が選択肢になります。
顔の脂肪が原因であれば、顔の脂肪吸引や脂肪溶解注射が適していることがあります。
一方、たるみが原因であれば、RF(高周波)やHIFU、糸リフトなどによる引き締め治療が効果的な場合があります。
また、エラの筋肉が原因の場合には、ボツリヌストキシン治療が適応となることがあります。
原因によって適した施術は異なるため、「顔が大きいから脂肪吸引」と決めつけるのではなく、まずは原因を診断することが重要です。

小顔になるために大切なこと

顔を小さく見せるためには、原因に合わせた対策を選ぶことが重要です。
むくみが原因であれば生活習慣を改善し、脂肪が原因であればダイエットや美容医療を検討することがあります。
また、たるみや筋肉の発達が原因であれば、それぞれに適した治療を選ぶことで、より自然な小顔効果が期待できます。
SNSやインターネットで紹介されている小顔法を試す前に、自分の顔が大きく見える原因を知ることが、遠回りのようで最も効果的な方法です。

まとめ

顔だけ痩せない原因は、生まれつきの脂肪の付き方、むくみ、エラの筋肉、加齢によるたるみなど、人によってさまざまです。
そのため、ダイエットをしても思うようにフェイスラインが変わらないことは珍しくありません。
顔を小さく見せるためには、「脂肪を減らすこと」だけではなく、顔が大きく見えている本当の原因を見極めることが大切です。
セルフケアで改善が難しい場合は、美容医療によって脂肪やたるみ、筋肉などの原因に合わせた治療を行うことで、より理想的なフェイスラインを目指すことができます。


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篠﨑 智公

この記事の監修者

院長

篠﨑 智公

2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。

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