2026/08/20
目周り
目の下のクマ治療|原因別に比較
はじめに
「目の下のクマを治したいけれど、どの治療を選べばいいかわからない」「脱脂や裏ハムラ、ヒアルロン酸など種類が多くて違いが分からない」
目の下のクマ治療にはさまざまな方法がありますが、最も大切なのは「クマの原因に合った治療を選ぶこと」です。
実は、同じように見えるクマでも、血行不良によるもの、色素沈着によるもの、脂肪の突出やたるみによるものでは、適した治療法がまったく異なります。
原因に合わない治療を選ぶと十分な改善が得られないだけでなく、場合によっては悪化してしまうこともあります。
この記事では、クマの種類ごとの特徴と、それぞれに適した治療法について詳しく解説します。
当院のクマ取りの種類と詳細は下記をご覧ください。
ハムラ法 経結膜脱脂術 脂肪注入 ヒアルロン酸
まずは自分のクマの種類を知ることが大切
目の下のクマは、大きく「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」の3種類に分けられます。
青クマは血行不良によって皮膚の下にある血管が透けて見える状態です。
茶クマは摩擦や紫外線などによる色素沈着が原因です。
黒クマは、目の下の脂肪の突出やくぼみ、皮膚のたるみによって影ができることで黒く見えています。
実際には、これらが複数重なっているケースも少なくありません。
そのため、自己判断ではなく、医師による診察で原因を見極めることが重要です。
青クマに適した治療
青クマは血流の低下が主な原因です。
軽度の場合は、睡眠不足の改善や目元を温めるなどのセルフケアで改善することもあります。
美容医療では、肌質改善を目的としたスキンブースター治療や、目元の皮膚を健やかに保つ治療が選択肢になることがあります。
また、目の下のくぼみが強く、血管が透けて見えている場合には、ヒアルロン酸注入で改善が期待できることもあります。
茶クマに適した治療
茶クマは色素沈着によるクマです。
目をこする習慣やアレルギー、紫外線などが原因となることが多く、まずは摩擦を減らすことが重要です。
軽度であれば、美白外用薬や内服薬による改善が期待できます。
色素沈着が強い場合には、レーザー治療や光治療を検討することもあります。
一方で、脱脂やヒアルロン酸注入では色素沈着そのものは改善できません。
黒クマに適した治療
黒クマは、目の下の脂肪が前方へ突出したり、くぼみができたりすることで影が生じる状態です。
このタイプでは、スキンケアだけで改善することは難しく、美容医療が必要になることが多くあります。
脂肪の突出が軽度であれば、ヒアルロン酸注入によって影を目立ちにくくできる場合があります。
脂肪の突出が強い場合には、目の下の脱脂や裏ハムラ法などの手術が適応となることがあります。
皮膚のたるみも強い場合には、下眼瞼リフトなどを組み合わせるケースもあります。
主なクマ治療の特徴
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸は、目の下のくぼみを補い、影を目立ちにくくする治療です。
ダウンタイムが比較的少なく、切開を伴わないため、手術に抵抗がある方にも選ばれています。
ただし、脂肪の突出が大きい場合には十分な改善が得られないことがあります。
目の下の脱脂
目の下の脂肪を取り除くことで、膨らみによる影を改善する手術です。
脂肪の突出が原因の黒クマでは高い改善効果が期待できます。
一方で、脂肪を取り過ぎると将来的にくぼみが目立つ可能性もあるため、適切な診断とデザインが重要です。
裏ハムラ法
裏ハムラ法は、突出した脂肪を取り除くのではなく、くぼんでいる部分へ移動させて凹凸を改善する治療です。
脂肪を有効活用できるため、自然な仕上がりを目指しやすいという特徴があります。
膨らみとくぼみを同時に改善したい方に適した治療法です。
スキンブースター
スキンブースターは、目元の肌質改善を目的とした治療です。
皮膚のハリやうるおい、小ジワの改善が期待できます。
青クマや目元の小ジワが気になる方では補助的な治療として選択されることがありますが、脂肪の突出や色素沈着そのものを改善する治療ではありません。
複数の治療を組み合わせることもある
実際の診療では、一つの治療だけでなく、複数の治療を組み合わせるケースも少なくありません。
例えば、黒クマに対して脱脂を行い、その後にヒアルロン酸で細かな凹凸を整えることがあります。
また、脱脂後にスキンブースターで目元のハリや小ジワを改善することで、より若々しい印象を目指すことも可能です。
クマの原因が一つではないからこそ、患者様一人ひとりに合わせた治療計画が重要になります。
自己判断で治療を選ばないことが大切
「SNSで人気だから」「友人が受けて良かったから」という理由だけで治療を選ぶのはおすすめできません。
例えば、茶クマに脱脂を行っても色素沈着は改善せず、青クマにレーザーを照射しても十分な効果は期待できません。
また、黒クマでも脂肪の突出が軽度なのか、重度なのかによって適した治療法は異なります。
クマ治療では、原因を正確に診断し、それに合った治療を選択することが、満足度の高い結果につながります。
まとめ
目の下のクマ治療には、ヒアルロン酸注入、スキンブースター、レーザー治療、脱脂、裏ハムラ法などさまざまな方法があります。
しかし、どの治療が最も適しているかは、青クマ・茶クマ・黒クマのどれが原因なのかによって異なります。
自己判断で治療を選ぶのではなく、まずは医師による診察でクマの原因を正しく見極めることが大切です。
原因に合った治療を選択することで、自然で若々しい目元を目指すことができます。
目の下のクマのカウンセリング
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この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。