シミ取りは1回で終わる?治療回数の目安

はじめに

「シミ取りレーザーは1回で終わる?」「何度も通院しなければいけないの?」「シミの種類によって回数は変わる?」
シミ取りを検討している方の多くが気になるのが、治療回数です。
「レーザーを1回当てればすべてのシミがなくなる」とイメージされることもありますが、実際にはシミの種類や濃さ、大きさ、肌質によって必要な回数は異なります。
また、シミの種類を正しく診断せずに治療を行うと、十分な効果が得られなかったり、かえって悪化したりする場合もあります。
この記事では、シミ取りは1回で終わるのか、シミの種類ごとの治療回数の目安や、効果を高めるポイントについて詳しく解説します。

当院のシミ取りレーザーの種類と詳細は下記をご覧ください。
ピコレーザー レーザートーニング フォトフェイシャル 

シミ取りが1回で終わるケースもある

結論からいうと、シミの種類によっては1回の治療で十分な改善が期待できるケースがあります。
代表的なのが、老人性色素斑(日光黒子)です。
老人性色素斑は、長年の紫外線ダメージによってできる一般的なシミで、境界が比較的はっきりしていることが特徴です。
このタイプのシミは、ピコレーザーやQスイッチレーザーなどのスポット照射によってメラニン色素を破壊することで、1回の治療で大きく改善することも少なくありません。
ただし、すべてのシミが完全になくなるとは限らず、シミの濃さや深さによっては追加治療が必要になる場合もあります。

シミ取りが複数回必要になるケース

一方で、すべてのシミが1回で改善するわけではありません。
例えば、肝斑は刺激に弱い性質があるため、高出力のレーザーで一度に取り除くことはできません。
一般的にはレーザートーニングや内服薬、外用薬を組み合わせながら、少しずつ改善を目指します。
また、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)はメラニンが皮膚の深い層に存在するため、1回では取り切れず、複数回のレーザー治療が必要になることがあります。
さらに、顔全体に細かいシミが多数ある場合は、一度ですべてを治療するのではなく、肌への負担を考慮しながら数回に分けて治療を行うケースもあります。

シミの種類によって治療回数は異なる

シミと一言でいっても、原因や皮膚の中でメラニンが存在する深さはさまざまです。
老人性色素斑では1回で改善が期待できることがありますが、肝斑では複数回の継続治療が基本となります。
そばかす(雀卵斑)は比較的レーザーに反応しやすいものの、体質によって再発することもあります。
ADMでは数回のレーザー治療が必要になることが多く、治療期間も長くなる傾向があります。
このように、「何回で終わるか」はシミの種類によって大きく異なるため、一概に回数を決めることはできません。

シミが薄くなっても治療が終わりではない

シミが薄くなったからといって、それで終わりとは限りません。
レーザーでメラニンを除去しても、その後に紫外線対策やスキンケアを怠ると、新たなシミができたり、再び色素沈着が起こったりする可能性があります。
また、レーザー後には炎症後色素沈着が一時的に生じることもあり、完全な仕上がりを判断するには数か月程度かかる場合があります。
そのため、治療後も経過を確認しながら、必要に応じて追加治療やスキンケアを行うことが大切です。

1回で終わらないからといって失敗ではない

「1回で消えなかったから失敗した」と心配される方もいますが、必ずしもそうではありません。
シミの種類や肌質によっては、あえて出力を調整し、安全性を優先しながら段階的に治療を進めることがあります。
特に色素沈着を起こしやすい肌質や、肝斑を合併している場合は、一度に強い照射を行うよりも、複数回に分けて慎重に治療した方が、結果的にきれいな仕上がりにつながることも少なくありません。
治療回数だけではなく、「安全に、きれいに改善すること」が重要です。

シミ取りの効果を高めるために大切なこと

シミ取りの効果を十分に引き出すためには、治療だけでなく日頃のケアも欠かせません。
施術後は紫外線対策を徹底し、保湿を心がけることで肌の回復をサポートできます。
また、必要に応じて美白外用薬や内服薬を併用することで、炎症後色素沈着の予防や、新しいシミの発生を抑える効果も期待できます。
自己判断で治療を中断するのではなく、医師の指示に従って経過を確認することが、より良い結果につながります。

シミの種類を正しく診断することが最も重要

シミ取りの回数を左右する最大のポイントは、シミの種類を正しく診断することです。
見た目が似ていても、老人性色素斑、肝斑、そばかす、ADMでは適した治療法が異なります。
もし肝斑にスポットレーザーを照射してしまうと、刺激によってかえって悪化する可能性もあります。
そのため、「何回で終わるか」を気にする前に、自分のシミがどの種類なのかを正しく診断し、それに合った治療を受けることが大切です。

まとめ

シミ取りが1回で終わるかどうかは、シミの種類や濃さ、大きさ、肌質によって異なります。
老人性色素斑のように1回のレーザー治療で改善が期待できるシミもありますが、肝斑やADMなどは複数回の治療が必要になることが一般的です。
また、治療後の紫外線対策やスキンケアも、きれいな仕上がりを維持するためには欠かせません。
「1回で終わるか」という点だけで判断するのではなく、自分のシミの種類に合った治療を選択することが、満足度の高いシミ治療への第一歩です。


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篠﨑 智公

この記事の監修者

院長

篠﨑 智公

2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。

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