ニキビは治ったのに赤みだけ残る原因とは

はじめに

「ニキビは治ったのに赤みだけが残っている」「何か月も経つのに赤い跡が消えない」「クレーターではないけれど肌が赤く見える」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
ニキビが落ち着いたあとに残る赤みは、ニキビ跡の中でも特に多い症状です。
「時間が経てば自然に消える」と思われがちですが、なかなか改善せず、不安になる方も多いのではないでしょうか。
実際には、赤みが残る原因はいくつかあり、状態によっては美容医療による治療が効果的な場合もあります。
この記事では、ニキビは治ったのに赤みだけが残る原因と、その改善方法について解説します。

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ニキビ跡には種類がある

ニキビ跡は大きく分けると、赤み、色素沈着、クレーターの3種類があります。
赤みは炎症が落ち着いたあとも毛細血管が拡張した状態が続いていることが原因です。
茶色い色素沈着とは原因が異なり、見た目は似ていても治療法は変わります。
まずは、自分のニキビ跡がどのタイプなのかを知ることが大切です。

赤みが残る原因

ニキビによって炎症が起こると、肌は傷を修復するために血流を増やします。
その結果、毛細血管が拡張し、赤く見える状態になります。
通常であれば炎症が落ち着くにつれて赤みも改善していきます。
しかし、炎症が強かった場合や長期間ニキビが続いていた場合は、毛細血管が拡張したままとなり、赤みが長く残ることがあります。
また、繰り返しニキビができることで炎症が慢性化し、赤みが改善しにくくなるケースもあります。

赤みと色素沈着の違い

赤みと色素沈着は混同されやすいですが、原因が異なります。
赤みは血管が関係しているため、肌を押すと一時的に薄く見えることがあります。
一方、色素沈着はメラニン色素が原因であり、押しても色は変わりません。
この違いによって、適した治療方法も変わります。
自己判断が難しい場合は、美容皮膚科で診察を受けることをおすすめします。

自然に治ることはある?

軽度の赤みであれば、数か月かけて自然に改善することがあります。
ただし、改善までの期間には個人差があり、半年以上残るケースも珍しくありません。
また、赤みが強い場合や何年も改善しない場合は、自然に消えることを待つだけでは十分な改善が期待できないこともあります。

スキンケアだけで改善する?

保湿や紫外線対策は、ニキビ跡の改善に欠かせません。
肌のバリア機能を整えることで、炎症が落ち着きやすくなります。
しかし、毛細血管の拡張そのものを改善することは難しく、スキンケアだけでは限界があります。
「化粧品を変えても赤みが残る」「美白化粧品を使っても変化がない」という場合は、美容医療を検討してもよいでしょう。

美容医療でできること

赤みが長期間続いている場合は、レーザー治療が有効なことがあります。
レーザーによって赤みの原因となる毛細血管へアプローチすることで、赤みの改善を目指します。
また、炎症によって乱れた肌質も同時に整えることで、肌全体の印象が改善することもあります。

アドバテックスレーザーという選択肢

ニキビ跡の赤み治療として注目されている治療の一つがアドバテックスレーザーです。
アドバテックスレーザーは、赤みへアプローチするとともに、肌質改善も目指せることが特徴です。
ニキビ跡の赤みだけでなく、肌の色ムラ、敏感肌、毛穴、ハリ不足などを併せて改善したい方にも選ばれています。
「赤みだけではなく、肌全体を綺麗にしたい」という方に適した治療の一つです。

Vビームとの違い

赤み治療ではVビームも代表的なレーザーです。
Vビームは血管疾患へのアプローチを得意としており、酒さや赤ら顔にも使用されています。
一方、アドバテックスレーザーはそれに加えて毛穴や肌質改善も同時に目指せる点が特徴です。
どちらが適しているかは、赤みの種類や肌状態によって異なります。

赤みを悪化させないために

赤みがある間は、肌への刺激をできるだけ避けることも重要です。
強く洗顔することやスクラブ、頻繁なピーリングは炎症を長引かせる原因になります。
また、紫外線は赤みや色素沈着を悪化させることがあるため、日焼け止めを毎日使用することが大切です。
ニキビを繰り返さないよう、適切なスキンケアや生活習慣の見直しも欠かせません。

まとめ

ニキビは治ったのに赤みだけが残る原因は、炎症によって拡張した毛細血管が残っているためです。
軽度であれば自然に改善することもありますが、長期間続く赤みはスキンケアだけでは改善が難しい場合があります。
そのような場合には、アドバテックスレーザーなどのレーザー治療によって、赤みの原因へ直接アプローチすることが可能です。
赤みが改善すると、肌全体の色ムラや透明感も向上し、ニキビ跡が目立ちにくくなることがあります。
「そのうち治る」と我慢し続けるのではなく、赤みの原因を正しく見極め、自分に合った治療を選ぶことが、美しい肌への近道といえるでしょう。


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篠﨑 智公

この記事の監修者

院長

篠﨑 智公

2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。

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