顔の脂肪吸引は何歳まで?年齢ごとの適応と注意点

はじめに

「顔の脂肪吸引に年齢制限はあるの?」「50代や60代でも受けられる?」「年齢を重ねてから脂肪吸引をするとたるむと聞いたけれど本当?」
顔の脂肪吸引を検討している方の中には、このような疑問を持つ方も少なくありません。
特に若い方だけでなく、40代以降になってフェイスラインのもたつきや二重顎が気になり始め、脂肪吸引に興味を持つ方も増えています。
結論からいうと、顔の脂肪吸引に明確な年齢制限はありません。
しかし、年齢によって脂肪の付き方や皮膚の状態、たるみの原因が変わるため、適した治療法は異なります。
この記事では、顔の脂肪吸引が何歳まで受けられるのか、年齢ごとの特徴や注意点について解説します。

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顔の脂肪吸引に年齢制限はあるのか

顔の脂肪吸引は、法律上や医学的に「何歳まで」という明確な上限はありません。
健康状態に問題がなく、脂肪吸引によって改善が期待できる状態であれば、50代や60代でも施術を受けることは可能です。
実際に美容外科では、若い世代だけでなく幅広い年齢層の方が顔の脂肪吸引を受けています。
ただし、大切なのは年齢そのものではなく、「顔が大きく見える原因」が何なのかを見極めることです。

若い世代で脂肪吸引が向いているケース

20代から30代前半では、脂肪のボリュームそのものが輪郭を大きく見せていることが多くあります。
頬や顎下の脂肪が多いことでフェイスラインが不明瞭になり、顔が大きく見えてしまうケースです。
このような場合、脂肪吸引によって余分な脂肪を減らすことで、フェイスラインがすっきりし、小顔効果を実感しやすい傾向があります。
また、若い方は皮膚のハリや弾力が保たれていることが多いため、脂肪を除去した後も皮膚が収縮しやすく、たるみのリスクが比較的少ないとされています。

30代後半から40代で変わること

30代後半以降になると、単純な脂肪の量だけでなく、たるみの影響も大きくなってきます。
加齢によって皮膚のハリが低下し、脂肪が下垂することでフェイスラインが崩れて見えるようになります。
この時期になると、「脂肪が多いから顔が大きい」のではなく、「脂肪が下がっているから輪郭がぼやけている」というケースも増えてきます。
そのため、脂肪吸引だけで改善できる場合もありますが、糸リフトやたるみ治療を併用した方が良いケースもあります。

50代以降でも脂肪吸引はできるのか

50代以降でも顔の脂肪吸引は可能です。
ただし、この年代では脂肪そのものよりも、皮膚のたるみやボリュームロスの影響が大きくなります。
若い頃と同じ感覚で脂肪を取りすぎてしまうと、頬がこけたり、老けた印象になったりすることがあります。
実際に年齢を重ねると、顔の脂肪は均一に増えるわけではなく、減る場所と残る場所が出てきます。
そのため、単純に脂肪を多く取れば小顔になるというわけではありません。
むしろ、どこを残し、どこを減らすのかというデザインが重要になります。

年齢を重ねるほど重要になるデザイン

顔の脂肪吸引で重要なのは、吸引量だけではありません。
特に40代以降では、将来的なボリュームロスやたるみも考慮したデザインが必要になります。
若い頃には問題にならなかった脂肪も、年齢とともに減少しやすくなるためです。
そのため、頬を必要以上に吸引すると、将来的に頬コケが目立つ可能性があります。
一方で、顎下やフェイスライン周辺の脂肪は、適切に除去することで若々しい輪郭を作れることがあります。
年齢を重ねた方ほど、「たくさん取る脂肪吸引」ではなく、「バランスを整える脂肪吸引」が重要になります。

たるみがあると脂肪吸引は向かないのか

たるみがあるからといって、必ずしも脂肪吸引ができないわけではありません。
実際には、脂肪によるもたつきとたるみが混在しているケースも多くあります。
そのため、脂肪吸引で改善できる部分と、たるみ治療が必要な部分を見極めることが大切です。
場合によっては、糸リフトやフェイスリフトを組み合わせることで、より満足度の高い結果が得られることもあります。

顔の脂肪吸引で老けると言われる理由

インターネット上では、「顔の脂肪吸引をすると老ける」という情報を目にすることがあります。
これは、必要以上に脂肪を取りすぎたケースが多いと考えられます。
顔の脂肪には若々しさを保つ役割もあります。
そのため、脂肪を減らしすぎると頬がこけたり、骨格が目立ったりして老けた印象になることがあります。
特に年齢を重ねた方では、脂肪を減らすだけではなく、必要に応じて脂肪注入などでボリュームを補うことも検討されます。

年齢よりも大切なこと

顔の脂肪吸引を検討するうえで最も重要なのは、年齢ではなく現在の顔の状態です。
20代でも脂肪吸引が向かないケースがありますし、60代でも良い適応となるケースがあります。
大切なのは、顔が大きく見える原因が脂肪なのか、たるみなのか、骨格なのかを正しく診断することです。
その原因によって、脂肪吸引が最適な選択肢になる場合もあれば、別の治療が適している場合もあります。

まとめ

顔の脂肪吸引に明確な年齢制限はなく、健康状態や顔の状態によっては50代や60代でも施術を受けることが可能です。
ただし、年齢を重ねるほど脂肪だけではなく、たるみやボリュームロスの影響も大きくなるため、若い世代とは異なる考え方が必要になります。
特に40代以降では、「どれだけ取るか」ではなく、「どこを残し、どこを整えるか」が重要です。
顔の脂肪吸引は年齢で判断するものではなく、その方の顔立ちや加齢変化に合わせてデザインすることが、自然で若々しい仕上がりにつながります。


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篠﨑 智公

この記事の監修者

院長

篠﨑 智公

2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。

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