目元老化のメカニズム|クマ・たるみ・小じわが起こる本当の原因とは

「最近、目元が疲れて見える」「昔よりクマやたるみが気になるようになった」「まぶたが重く、目が小さく見える気がする」

目元は顔の中でも特に皮膚が薄く、もっとも老化が現れやすい部位です。
また、目元の変化はわずかでも印象に大きく影響し、実年齢より老けて見える原因になります。

本記事では、目元老化のメカニズムを医学的な視点からわかりやすく解説し、なぜクマやたるみが起こるのかを詳しく説明します。

目元が最も老化しやすい理由

まず理解しておきたいのは、目元は構造的に老化が起きやすい部位であるということです。

理由は主に3つあります。

皮膚が非常に薄い

目元の皮膚の厚さは、頬の約3分の1程度といわれています。
皮膚が薄いほど、

  • ハリを保つコラーゲンの減少
  • 水分量の低下
  • 血管の透け

の影響を受けやすくなります。

そのため、わずかな変化でも小じわ、くま、たるみとして目立ちやすくなります。

常に動き続けている部位である

目元は、まばたき(1日約1万〜2万回)や表情の変化によって常に動いています。

この繰り返しにより、皮膚や支持組織に負担がかかり、徐々にハリや弾力が失われていきます。

これが、目元に小じわができやすい大きな理由です。

支える構造が複雑である

目元は単なる皮膚だけでなく、

  • 皮膚
  • 皮下組織
  • 眼窩脂肪
  • 筋肉
  • 靭帯

といった複数の構造で支えられています。

これらのいずれかが変化することで、目元の老化が進行します。

目元老化を引き起こす4つの主要メカニズム

目元老化は、単一の原因ではなく、複数の変化が同時に進行することで起こります。

コラーゲン減少による皮膚のたるみ

加齢とともに、肌のコラーゲン量は減少します。

コラーゲンは皮膚のハリを保つ重要な成分であり、減少すると皮膚は徐々に伸びやすくなります。

その結果、

  • 上まぶたのたるみ
  • 下まぶたのしわ
  • 皮膚のゆるみ

が生じます。

特に30代以降はコラーゲン減少が加速し、変化が目立ち始めます。

眼窩脂肪の突出(目の下のふくらみ)

目の周囲には、眼球を保護するための「眼窩脂肪」が存在します。

若い頃は、靭帯や皮膚によって適切な位置に保たれていますが、加齢により支持力が弱まると、前方に突出してきます。

これが、目の下のふくらみや影によるクマの原因になります。

これは単なる皮膚の問題ではなく、構造的な変化によるものです。

骨の萎縮(顔の土台の変化)

あまり知られていませんが、加齢とともに顔の骨は徐々に萎縮します。

特に目の周囲の骨が減少すると、

  • 支えが弱くなる
  • 皮膚や脂肪が下がりやすくなる

という変化が起こります。

これにより、目元のくぼみや影クマ、たるみが強調されます。

皮膚の菲薄化(さらに薄くなる)

加齢により皮膚はさらに薄くなります。

その結果、

  • 血管が透けて見える
  • 青クマが目立つ
  • 小じわが増える

といった変化が生じます。

目元老化によって起こる代表的な症状

これらのメカニズムによって、次のような症状が現れます。

クマ

目元のクマには主に3種類あります。

  • 青クマ(血行不良)
  • 茶クマ(色素沈着)
  • 黒クマ(たるみ・影)

特に加齢によるものは、黒クマ(構造的な影)が多くなります。

目の下のたるみ

眼窩脂肪の突出と皮膚のたるみによって生じます。

疲れて見える原因の代表例です。

小じわ

皮膚のハリ低下と乾燥により発生します。

初期老化のサインとして現れることが多いです。

上まぶたのたるみ

皮膚が伸びることで、目が小さく見える原因になります。

重度の場合、視野に影響することもあります。

目元老化は複数の要因が組み合わさって起こる

重要なのは、目元老化は単一の原因ではないという点です。

例えば、

  • 皮膚のたるみ
  • 脂肪の突出
  • 骨の萎縮
  • 皮膚の菲薄化

が同時に進行します。

そのため、原因に応じた適切な治療選択が重要になります。

まとめ

目元老化の主な原因は、

  • コラーゲン減少
  • 脂肪の突出
  • 骨の萎縮
  • 皮膚の菲薄化

です。

これらの変化は自然な加齢現象ですが、適切な治療によって改善が期待できるケースも多くあります。

目元の老化は、原因によって適した治療が異なります。

皮膚のハリ低下が主な場合と、脂肪突出が主な場合では、選択すべき治療は大きく変わります。

当院では、目元の構造を正確に評価したうえで、最適な治療をご提案しています。

気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

篠﨑 智公

この記事の監修者

院長

篠﨑 智公

2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。

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