脂肪注入のメリット・デメリット完全解説|ヒアルロン酸との違いと“選び方の正解”

「ボリュームを出したい」「若々しくしたい」「輪郭を整えたい」と考えたとき、選択肢として挙がるのが脂肪注入とヒアルロン酸注入です。

どちらも見た目を改善できる優れた治療ですが、特性・持続性・リスク・ダウンタイム・向いている人が大きく異なります。

本記事では、

  • 脂肪注入とは何か
  • メリット・デメリット
  • ヒアルロン酸との違い
  • どんな人に向いているか
  • 失敗しないためのクリニック選び

を、患者さん目線でわかりやすく解説します。

脂肪注入とは?(基本のしくみ)

脂肪注入とは、自分の体から脂肪を採取し、顔や胸などに移植する治療です。

一般的な流れは次の通りです。

  1. 太ももやお腹などから脂肪を採取
  2. 不純物を取り除き、良質な脂肪細胞だけを精製
  3. ボリュームを出したい部位へ少しずつ注入

ポイントは「自分の脂肪」を使うこと。
そのためアレルギーの心配がほぼないのが大きな特徴です。


脂肪注入のメリット

自然でやわらかい仕上がり

脂肪はもともと体にある組織のため、

  • 触り心地が自然
  • 表情と一緒に動く
  • 不自然な“パンパン感”が出にくい

という利点があります。
とくに頬・こめかみ・目の下・ゴルゴライン・豊胸では、この自然さが大きな魅力です。

定着すれば“半永久的”

注入した脂肪のうち、一定割合(おおよそ30〜70%)が生着すると、その脂肪は長期的に維持されます。

ヒアルロン酸のように「溶けてなくなる」ことがないため、

  • 長期的な若返りを狙いたい
  • 何度も注入したくない

という人には向いています。

アレルギーの心配がほぼない

自分の脂肪を使うため、アレルギー反応や異物反応が起こりにくいのがメリットです。
「体に人工物を入れるのが不安」という方には安心感があります。

脂肪吸引+ボリューム形成が同時にできる

例えば、

  • 太ももやお腹の脂肪を減らしつつ
  • 顔や胸にボリュームを足す

といった「引き算+足し算」が同時に可能です。
体型デザインという観点では非常に合理的です。

脂肪注入のデメリット

一方で、脂肪注入には注意点もあります。

定着率に個人差がある

脂肪注入の最大の弱点は「どれくらい定着するかが人によって違う」ことです。

  • 体質
  • 採取部位
  • 医師の技術
  • 注入方法
  • 術後の過ごし方

によって結果が左右されます。

場合によっては、1〜2回の追加注入が必要になることもあります。

ダウンタイムが長め

ヒアルロン酸に比べて、脂肪注入はダウンタイムがやや長めです。

一般的な目安:

  • 腫れ:1〜2週間
  • 内出血:1〜3週間
  • 仕上がりの安定:3〜6ヶ月

「すぐ仕事に復帰したい」「イベントが近い」という人には不向きな場合があります。


③ 脂肪を採取する必要がある

脂肪注入は“採取”が必須のため、

  • 太ももやお腹に小さな傷跡ができる
  • 採取部位にも腫れや内出血が出る

という負担があります。
ヒアルロン酸より身体的負担は大きめです。

取りすぎ・入れすぎのリスク

脂肪を一度入れすぎてしまうと、元に戻すのが難しい場合があります。
(ヒアルロン酸は溶かせますが、脂肪は基本的に溶かせない)

そのため、医師の審美眼と技術が極めて重要になります。

脂肪注入 vs ヒアルロン酸:決定的な違い

脂肪注入ヒアルロン酸
素材自分の脂肪人工製剤
持続性半永久的(定着後)6〜18ヶ月程度
ダウンタイムやや長い短い
触り心地非常に自然やや硬さが出ることも
元に戻せるか基本的に難しい溶解可能
手術の負担あり(採取が必要)ほぼなし
向き長期的な若返り手軽さ・微調整

脂肪注入が向いている人

次に当てはまる人は、脂肪注入が有力です。

  • 長期的な若返りを狙いたい
  • 不自然さを極力避けたい
  • 何度も注入したくない
  • 体の脂肪も減らしたい
  • ヒアルロン酸に抵抗がある

ヒアルロン酸が向いている人

一方、次の人はヒアルロン酸が向いています。

  • ダウンタイムを最小限にしたい
  • まずはお試しでボリュームを足したい
  • 微調整を繰り返したい
  • 失敗した場合に“溶かせる安心感”が欲しい

脂肪注入で失敗しないためのクリニック選び

脂肪注入は医師の技術差が結果に直結する施術です。
最低限チェックすべきポイントは以下の4つ。

脂肪注入の症例が豊富か

  • ビフォーアフターが多い
  • 自分と似た顔立ち・年齢の症例がある

カウンセリングが丁寧か

  • 無理な希望はきちんと断る
  • リスクも隠さず説明する
  • 「どこに・どれくらい入れるか」を具体的に説明できる

脂肪処理の方法がしっかりしているか

脂肪の“精製方法”は仕上がりと定着に直結します。
適切な処理をしているかどうかは重要です。

安全管理が整っているか

  • 手術室の設備
  • 麻酔体制
  • 緊急時の対応

は必ず確認しましょう。

まとめ|どちらを選ぶべき?

結論として、

  • 自然さ・長持ちを重視 → 脂肪注入
  • 手軽さ・ダウンタイム最小 → ヒアルロン酸

が基本の考え方です。

どちらが正解かは、あなたの年齢・肌質・希望・スケジュール・予算によって変わります。

最終的には、信頼できる医師と相談して決めるのが最も安全です。


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