2026/01/24
たるみ治療
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切るフェイスリフトと切らないたるみ治療の違いとは?効果・持続・費用を徹底比較
たるみ治療を検討している方が最初にぶつかるのが、「切るフェイスリフト(外科)」にするべきか、切らない治療(HIFU・RF・糸など)で十分なのかという悩みです。
- 「HIFUを続けているけど、限界を感じる」
- 「糸リフトはやったけど、戻りが早い気がする」
- 「でも手術は怖い。傷やダウンタイムが心配」
- 「結局、何が一番コスパ良いの?」
こうした迷いはとても自然です。なぜなら、たるみは“原因”が人によって違い、治療の正解が一つではないから。
この記事では、切る/切らないの違いを、感覚論ではなく
- どこがどう変わるのか
- 効果の大きさ・持続
- ダウンタイム・リスク
- 費用とコスパ
- 向いている人・向いていない人
まで徹底比較し、最後に自分に合う治療を選ぶための判断基準もまとめます。
「切る vs 切らない」は“目的”と“たるみの層”で決まる
ざっくり言うと、
- 切らない治療:軽〜中等度のたるみ/予防・メンテナンス/肌質改善にも強い
- 切るフェイスリフト:中等度〜重度のたるみ/輪郭の崩れを根本から戻す/効果を長く確実に出したい
が基本の考え方です。
ただし、同じ年齢でも「たるみのタイプ」が違います。
年齢だけで判断すると失敗しやすいので、まずは“たるみの正体”から整理します。
たるみの正体は「皮膚だけ」じゃない|層で考えるのが重要
顔のたるみは主に以下の要素が重なって起こります。
- 皮膚のゆるみ(ハリ低下)
- 皮下脂肪の下垂・偏り(頬の脂肪が下へ)
- SMAS(筋膜)のゆるみ・下垂
- 靭帯のゆるみ(支えが弱くなる)
- 骨格の変化・ボリュームロス(こけ/影が増える)
切らない治療は、主に皮膚〜浅い層の引き締め、軽度の組織収縮を狙うのが得意です。
一方、切るフェイスリフトはSMASや深部組織を引き上げて固定するため、輪郭の崩れそのものを戻す力が強いのが特徴です。
「切るフェイスリフト」とは?|何をどう引き上げる手術?
フェイスリフトの目的
切るフェイスリフトは、単に皮膚を引っ張る手術ではありません。
現代の主流は、皮膚だけでなくSMAS(表在性筋膜)や関連組織を適切に処理して、下垂した構造を元の位置へ戻し、固定することです。
主に改善しやすい部位
- フェイスラインのもたつき
- マリオネットライン
- 口元のたるみ(ジョールファット周辺)
- 頬の下垂
- 首のたるみ(ネックリフト併用で強い)
“若返りの質”が変わる
切るフェイスリフトは、肌をパンと張るというより「輪郭が戻る」「疲れて見えない」「口元の影が消える」という変化が出やすいです。
「切らないたるみ治療」とは?|代表的な種類と特徴
切らない治療は一括りにされがちですが、実際は目的が違います。
1)HIFU(ハイフ)
- 超音波で深部に点状の熱を入れ、収縮・引き締めを狙う
- たるみ予防・軽度の引き締めに強い
- 「脂肪が多い人」「強いたるみ」には効果が限定的なことも
2)RF(高周波)系(サーマクール/各種RF)
- 熱でコラーゲン変性→リモデリングを促す
- 肌のハリ・質感改善も得意
- たるみの“根本改善”というより、質感と引き締めの底上げに向く
3)糸リフト(スレッド)
- 物理的に引き上げるが、固定は永続ではない
- 即時変化が出やすい
- ただし戻りやすさや、組織への負担を考慮して設計が必要
4)注入治療(ヒアルロン酸/バイオスティミュレーター等)
- たるみを“引き上げる”というより、支えを作る・影を消す
- こけ・骨格の変化が強い人に有効
- たるみの原因が「下垂」主体だと、注入だけでは限界もある
徹底比較①|効果の大きさ(どこまで変わる?)
切るフェイスリフト
- 変化量:大きい
- 特に、輪郭(フェイスライン・口元のもたつき)の改善が強い
- たるみがはっきりしているほど“報われる”治療
切らない治療
- 変化量:小〜中(治療と適応によって差が大きい)
- 軽度のたるみ、肌の引き締め、将来の進行予防には強い
- 「劇的に変わる」より「確実に整える」イメージ
ポイント
切らない治療で満足できない理由の多くは、本人の希望が「引き締め」ではなく「下垂の戻し(輪郭の復元)」になっていることです。
その場合、切る治療のほうが近道になることがあります。
徹底比較②|持続期間(どれくらいもつ?)
切るフェイスリフト
- 持続:長い(年単位)
- 一般に「5〜10年程度」を目安に語られることが多い
- ただし老化は進むため、“時間を巻き戻す”イメージ
切らない治療
- 持続:短〜中(数ヶ月〜)
- HIFUやRFは定期メンテナンス前提
- 糸リフトも固定が永続ではないため、設計次第で差が出る
ポイント
切らない治療は「都度の支出は小さく見える」一方で、長期で見ると累計が大きくなることがあり、ここがコスパ比較の落とし穴になります。
徹底比較③|ダウンタイム(仕事や生活への影響)
切るフェイスリフト
- 腫れ・内出血:出る可能性が高い
- 抜糸や通院が必要になることが多い
- 一定期間は行動制限(運動、飲酒、入浴など)もある
ただし、ダウンタイムは“ゼロにはできない”ものの、予定を組める人には「一回で大きく変える」メリットがあります。
切らない治療
- HIFU:当日〜数日で落ち着くケースが多い
- RF:赤み程度で済むことも多い
- 糸リフト:腫れ・痛み・引きつれが数日〜数週間
- 注入:内出血が出ると数日〜
ポイント
「切らない=ダウンタイムなし」ではありません。
特に糸は、想像より違和感が長引く方もいるため、イベント前は要注意です。
徹底比較④|リスク・合併症(安全性の考え方)
切るフェイスリフトの主なリスク
- 血腫、感染
- 皮膚トラブル(治癒遅延など)
- しびれや感覚鈍麻(多くは改善するが経過差あり)
- 傷跡の問題(体質・ケロイド傾向など)
- 左右差、仕上がりの好みの差(“失敗”の感じ方)
切らない治療の主なリスク
- 熱系:火傷、色素沈着、神経刺激のリスク(稀)
- 糸:感染、露出、凹み、引きつれ、左右差
- 注入:血管塞栓など重大リスク(適切な管理が重要)
ポイント
「切らないから安全」とは言い切れません。
切らない治療でも、重大トラブルはゼロではありません。
大切なのは、適応と設計、そして経験値のある医師です。
徹底比較⑤|費用とコスパ(結局どっちが得?)
ここは誤解が多いポイントです。
切らない治療の費用感(イメージ)
- 1回あたりは比較的手が届く
- しかし、年に複数回/数年継続になることが多い
- 結果として累計が大きくなるケースがある
切るフェイスリフトの費用感(イメージ)
- 初期費用は高い
- ただし「持続が長い」「変化量が大きい」ため、長期コスパが良いと感じる人が一定数いる
ポイント
コスパは金額だけではなく、何年持つか、どれだけ満足できるか、ダウンタイムに価値を置けるかで決まります。
向いている人・向いていない人|セルフチェック
切るフェイスリフトが向いている人
- フェイスラインが明確に崩れている
- 口元のもたつき・マリオネットが強い
- 切らない治療で効果が頭打ち
- 「引き締め」ではなく「戻したい」
- 長期的にしっかり変えたい
- ダウンタイムを確保できる
切らない治療が向いている人
- たるみが軽度〜中等度
- まずは予防・メンテナンスから始めたい
- 肌のハリや質感も一緒に上げたい
- ダウンタイムを取りにくい
- 外科に抵抗が強い
- “少しずつ整える”方向性が好み
どちらも単独だと難しい人(複合が向く)
- 下垂+こけ(ボリュームロス)が同時にある
- 皮膚のゆるみが強く、脂肪も多い/少ないが極端
- 首のたるみが主訴
- たるみ治療歴が長く、組織が硬くなっている
“切らないの限界”はどこ?|よくある失敗パターン
切らない治療で満足できないときは、だいたい次のどれかです。
- たるみの原因が深い層(SMAS・脂肪下垂)
- 脂肪が多く、引き締めだけでは輪郭が出ない
- 回数や間隔が適切でない
- 期待値が「リフトアップ手術級」になっている
ここを理解すると、無駄な治療ループから抜けやすくなります。
“切るのが怖い”人へ|フェイスリフトの誤解をほどく
引きつった顔になる
不自然さの原因は、皮膚だけを強く引っ張る設計や、適応外の選択にあることが多いです。
現代のリフトは“引っ張る”より“戻す・整える”発想が主流です。
一度やったら一生メンテが要る
老化は続きますが、フェイスリフトで“基準点”が上がるため、その後はHIFUやRFなどの軽いメンテで整える人も多いです。
傷が目立つ
傷の考え方は非常に重要で、体質も関与します。
ただ、適切なデザインとケアで目立ちにくくできるケースが多く、“傷が怖い”を理由に適応治療を逃すのはもったいないこともあります。
実は王道|「切らない → 切る」ではなく「切る+メンテ」が強いことも
たるみ治療は二択ではありません。
- ベースを手術で整える
- その後を切らない治療で維持
この流れは、満足度が高いことが多いです。
逆に、切らない治療を長く続けて“限界”が来てから手術に移るより、状態によっては早めに手術で整えたほうが結果がきれいなケースもあります。
迷ったときの判断フロー|後悔しないための選び方
次の質問に「はい」が多いほど、切る治療の優先度が上がります。
- フェイスラインが明らかに崩れてきた
- 口元のもたつきが主な悩み
- HIFUや糸の効果が短く感じる
- “引き締め”では満足しない
- 長期的にしっかり変えたい
- ダウンタイムを確保できる
一方、「まだ軽度」「まずは試したい」「仕事で休めない」なら切らない治療を軸に、必要に応じて段階的にステップアップするのが現実的です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 切らない治療をやってからフェイスリフトをすると不利?
必ずしも不利ではありませんが、治療歴が多いと組織が硬くなったり、癒着が増える場合があります。治療歴は正直に伝え、適切な設計をしてもらうのが重要です。
Q2. 何歳からフェイスリフトは早すぎる?
年齢よりも状態です。40代でも適応の人もいれば、50代でも切らない治療で十分な人もいます。“今のたるみの層”で判断するのが正解です。
Q3. 糸リフトとフェイスリフトはどっちがいい?
目的が違います。短期で軽く上げたい、休めないなら糸。輪郭を戻して長く維持したいならフェイスリフト。状態により併用することもあります。
Q4. 切らない治療は意味がない?
意味はあります。軽度たるみの改善、予防、肌質向上、術後メンテなど、むしろ得意分野が明確です。問題は“適応外に使ってしまうこと”です。
まとめ
- 切るフェイスリフトは、輪郭の崩れを根本から戻し、持続も長い
- 切らない治療は、軽〜中等度のたるみや予防、肌質改善、メンテに強い
- どちらが上ではなく、適応と目的の一致が満足度を決める
たるみ治療で後悔しないために大切なのは、「自分のたるみがどの層で起きているか」「どれくらい変えたいのか」を整理し、最適な設計をしてもらうことです。
この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。
