2026/01/15
美容施術
#ダウンタイム
#修正
美容医療の修正とは?必要なケース・判断基準・後悔しないための考え方を徹底解説
美容医療を受けたあとに「思っていた仕上がりと違う」「これって失敗?」「修正したほうがいいのか分からない」
こうした不安から 「美容医療 修正」 と検索する方は少なくありません。
実際、美容医療の修正相談は年々増加しており、決して特別なケースではありません。
本記事では、美容医療における「修正」とは何か、どんなケースで必要になるのか、修正すべきか様子を見るべきかの判断基準、そして後悔しないための考え方までを、医療的視点で詳しく解説します。
美容医療の「修正」とは何を指すのか
美容医療における修正とは、一度行った施術の結果に対して、調整・改善・再治療を行うことを指します。
重要なのは、修正=必ずしも失敗ではないという点です。
美容医療は「完成までに時間がかかる施術」「個人差が大きい施術」も多く、仕上がりの微調整や左右差の調整、経過を見たうえでの追加治療といった修正は、医療として珍しいものではありません。
修正を考えるきっかけは、大きく分けて以下のようなものがあります。
- 思っていた仕上がりと違う
- 効果を感じない
- 不自然に見える
- 左右差が気になる
- ダウンタイムが想定以上に長い
- 説明と結果のイメージが違った
多くの場合、「失敗した」と確定しているわけではなく、「不安」「違和感」から修正を検索しているのが実情です。
修正が必要になる主なケース
仕上がりが不自然・違和感が強い場合
ヒアルロン酸注入や糸リフト、埋没法などでは、膨らみすぎ、引きつれ、笑いにくさなどを感じることがあります。
ダウンタイムの影響で一時的に不自然に見えることも多いですが、完成後も違和感が強い場合は修正を検討するケースがあります。
左右差が明らかな場合
人の顔はもともと左右非対称ですが、施術後に明らかな左右差が残る場合、調整や修正が必要になることがあります。
ただし、腫れが引く前の段階で判断するのは危険です。
効果が出ていない・満足できない場合
「変化がない」「効果を感じない」という理由で修正を考える方も多くいます。
しかし、下記のような場合、修正ではなく経過観察や追加治療が適切なこともあります。
- 効果が出るまで時間がかかる施術
- 複数回が前提の施術
- 適応が限定される施術
明らかなトラブル・合併症がある場合
以下のようなケースでは、早急な医療対応や修正が必要になることがあります。
- 強い痛みや腫れが悪化している
- 感染症が疑われる症状
- 血流障害などのリスクがある場合
この場合は、自己判断せず、速やかに医師へ相談することが重要です。
修正と「失敗」の違いを正しく理解する
美容医療では、
修正=失敗
と捉えられがちですが、実際には次のように区別されます。
失敗と判断されやすいケース
- 医学的に不適切な施術
- 明らかな説明不足・判断ミス
- 修正をしないと改善が見込めない結果
修正が前提・想定内のケース
- 経過を見て行う微調整
- 追加注入や追加治療
- 左右差の最終調整
この違いを理解することが、冷静な判断につながります。
修正を急いではいけない理由
美容医療の修正相談で非常に多いのが、
「まだ完成していない段階で修正を急いでしまう」ケースです。
ダウンタイム中は判断が難しい
腫れ・むくみ・内出血がある状態では、最終的な仕上がりは正確に判断できません。
多くの施術では、数週間または数か月経ってから完成形になります。
修正が逆効果になることもある
早すぎる修正は、組織への負担、さらなる不自然さ、回復の遅れにつながる可能性があります。
修正を検討する前に確認すべきポイント
それは「途中経過」ではないか
まずは、今が完成前なのか、完成後なのかを確認することが重要です。
事前説明と照らし合わせる
施術前に受けた説明内容と、現在の状態を比較してみましょう。
説明通りの経過であれば、修正が不要な場合も多くあります。
主観だけで判断していないか
不安が強いと、実際以上に問題が大きく感じられることがあります。
医師の客観的な評価を受けることが大切です。
他院修正を考える前に知っておくべきこと
「今のクリニックに相談しづらい」「不信感がある」
こうした理由で他院修正を検討する方もいます。
他院修正は難易度が高い
他院で行われた施術は、使用製剤や施術方法、深さなどが不明確なことも多く、修正の難易度が高くなる場合があります。
すぐに修正できないこともある
組織が落ち着くまで待つ必要があり、「今すぐ修正できない」ケースも少なくありません。
修正相談でよくある質問と不安
修正するとさらに悪くなりませんか?
適切な判断とタイミングで行えば、改善が見込めるケースが多いです。ただし、万能ではありません。
修正は何回も必要ですか?
内容によりますが、1回で済む場合も、段階的に行う場合もあります。
修正費用はどれくらい?
施術内容・範囲・難易度によって大きく異なります。事前の説明が重要です。
修正を防ぐためにできること
施術前に「修正の可能性」も理解する
美容医療では、100%修正不要とは限らないことを理解しておくことが大切です。
ゴールイメージを明確に共有する
「自然に」「少しだけ」などの曖昧な表現ではなく、できるだけ具体的にイメージを共有しましょう。
安さや勢いで決めない
修正相談の多くは、「十分に検討せずに施術を受けた」ことが原因になっています。
まとめ
美容医療の修正は、決して珍しいことではありません。
しかし、修正すべきか、様子を見るべきか、どこで相談すべきかを誤ると、後悔につながることもあります。
不安を感じたときこそ、焦らず、正しい情報をもとに判断すること。
それが、美容医療で後悔しないための最も重要なポイントです。
この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。