美容医療の修正とは?必要なケース・判断基準・後悔しないための考え方を徹底解説

美容医療を受けたあとに「思っていた仕上がりと違う」「これって失敗?」「修正したほうがいいのか分からない」

こうした不安から 「美容医療 修正」 と検索する方は少なくありません。
実際、美容医療の修正相談は年々増加しており、決して特別なケースではありません。

本記事では、美容医療における「修正」とは何か、どんなケースで必要になるのか、修正すべきか様子を見るべきかの判断基準、そして後悔しないための考え方までを、医療的視点で詳しく解説します。

美容医療の「修正」とは何を指すのか

美容医療における修正とは、一度行った施術の結果に対して、調整・改善・再治療を行うことを指します。

重要なのは、修正=必ずしも失敗ではないという点です。

美容医療は「完成までに時間がかかる施術」「個人差が大きい施術」も多く、仕上がりの微調整や左右差の調整、経過を見たうえでの追加治療といった修正は、医療として珍しいものではありません。

修正を考えるきっかけは、大きく分けて以下のようなものがあります。

  • 思っていた仕上がりと違う
  • 効果を感じない
  • 不自然に見える
  • 左右差が気になる
  • ダウンタイムが想定以上に長い
  • 説明と結果のイメージが違った

多くの場合、「失敗した」と確定しているわけではなく、「不安」「違和感」から修正を検索しているのが実情です。

修正が必要になる主なケース

仕上がりが不自然・違和感が強い場合

ヒアルロン酸注入や糸リフト、埋没法などでは、膨らみすぎ、引きつれ、笑いにくさなどを感じることがあります。

ダウンタイムの影響で一時的に不自然に見えることも多いですが、完成後も違和感が強い場合は修正を検討するケースがあります。

左右差が明らかな場合

人の顔はもともと左右非対称ですが、施術後に明らかな左右差が残る場合、調整や修正が必要になることがあります。

ただし、腫れが引く前の段階で判断するのは危険です。

効果が出ていない・満足できない場合

「変化がない」「効果を感じない」という理由で修正を考える方も多くいます。

しかし、下記のような場合、修正ではなく経過観察や追加治療が適切なこともあります。

  • 効果が出るまで時間がかかる施術
  • 複数回が前提の施術
  • 適応が限定される施術

明らかなトラブル・合併症がある場合

以下のようなケースでは、早急な医療対応や修正が必要になることがあります。

  • 強い痛みや腫れが悪化している
  • 感染症が疑われる症状
  • 血流障害などのリスクがある場合

この場合は、自己判断せず、速やかに医師へ相談することが重要です。

修正と「失敗」の違いを正しく理解する

美容医療では、
修正=失敗
と捉えられがちですが、実際には次のように区別されます。

失敗と判断されやすいケース

  • 医学的に不適切な施術
  • 明らかな説明不足・判断ミス
  • 修正をしないと改善が見込めない結果

修正が前提・想定内のケース

  • 経過を見て行う微調整
  • 追加注入や追加治療
  • 左右差の最終調整

この違いを理解することが、冷静な判断につながります。

修正を急いではいけない理由

美容医療の修正相談で非常に多いのが、
「まだ完成していない段階で修正を急いでしまう」ケースです。

ダウンタイム中は判断が難しい

腫れ・むくみ・内出血がある状態では、最終的な仕上がりは正確に判断できません。

多くの施術では、数週間または数か月経ってから完成形になります。

修正が逆効果になることもある

早すぎる修正は、組織への負担、さらなる不自然さ、回復の遅れにつながる可能性があります。

修正を検討する前に確認すべきポイント

それは「途中経過」ではないか

まずは、今が完成前なのか、完成後なのかを確認することが重要です。

事前説明と照らし合わせる

施術前に受けた説明内容と、現在の状態を比較してみましょう。
説明通りの経過であれば、修正が不要な場合も多くあります。

主観だけで判断していないか

不安が強いと、実際以上に問題が大きく感じられることがあります。
医師の客観的な評価を受けることが大切です。

他院修正を考える前に知っておくべきこと

「今のクリニックに相談しづらい」「不信感がある」
こうした理由で他院修正を検討する方もいます。

他院修正は難易度が高い

他院で行われた施術は、使用製剤や施術方法、深さなどが不明確なことも多く、修正の難易度が高くなる場合があります。

すぐに修正できないこともある

組織が落ち着くまで待つ必要があり、「今すぐ修正できない」ケースも少なくありません。

修正相談でよくある質問と不安

修正するとさらに悪くなりませんか?

適切な判断とタイミングで行えば、改善が見込めるケースが多いです。ただし、万能ではありません。

修正は何回も必要ですか?

内容によりますが、1回で済む場合も、段階的に行う場合もあります。

修正費用はどれくらい?

施術内容・範囲・難易度によって大きく異なります。事前の説明が重要です。

修正を防ぐためにできること

施術前に「修正の可能性」も理解する

美容医療では、100%修正不要とは限らないことを理解しておくことが大切です。

ゴールイメージを明確に共有する

「自然に」「少しだけ」などの曖昧な表現ではなく、できるだけ具体的にイメージを共有しましょう。

安さや勢いで決めない

修正相談の多くは、「十分に検討せずに施術を受けた」ことが原因になっています。

まとめ

美容医療の修正は、決して珍しいことではありません。
しかし、修正すべきか、様子を見るべきか、どこで相談すべきかを誤ると、後悔につながることもあります。

不安を感じたときこそ、焦らず、正しい情報をもとに判断すること。
それが、美容医療で後悔しないための最も重要なポイントです。

篠﨑 智公

この記事の監修者

院長

篠﨑 智公

2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。

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