2026/01/12
小顔
#たるみ治療
#糸リフト
糸リフトで満足できない理由とは?効果を感じない原因と後悔しないためのポイント
「糸リフトを受けたけれど、あまり変化を感じなかった」
「直後は良かったのに、すぐに元に戻った気がする」
「高いお金を払ったのに、満足感がない」
糸リフトは、切らずにたるみを引き上げられる治療として人気が高く、“手軽な若返り治療”というイメージを持たれがちです。
しかし実際には、糸リフトに満足できないと感じる人が非常に多い治療でもあります。
本記事では、
- なぜ糸リフトで満足できない人が多いのか
- どんなケースで効果を感じにくいのか
- 後悔しないために事前に知っておくべきこと
を、構造・適応・期待値・治療選択の観点から徹底的に解説します。
そもそも糸リフトとはどんな治療なのか
糸リフトとは、医療用の溶ける糸を皮下に挿入し、その糸に付いたトゲ(コグ)などを利用して、
皮膚や皮下組織を物理的に引き上げる治療です。
特徴としては、
- 切開を伴わない
- ダウンタイムが比較的短い
- 施術直後から変化を感じやすい
といった点が挙げられます。
一方で、永久的な効果ではない、たるみの原因すべてを解決できるわけではないという限界もあり、この点を理解しないまま施術を受けると、満足度が下がりやすくなります。
糸リフトで満足できない理由
たるみの原因に対して糸リフトが適していない
糸リフトで満足できない最も大きな理由は、そもそも糸リフトが適応ではないケースです。
たるみの原因には、
- 皮膚のゆるみ
- 脂肪の下垂
- 骨格の変化
- 筋膜(SMAS)の緩み
などがあります。
糸リフトは、主に軽度〜中等度のたるみに対して効果を発揮する治療であり、重度のたるみや皮膚の余りが多い場合には、十分な改善が得られないことがあります。
この適応判断を誤ると、「引き上がった気がしない」「やる意味がなかった」という結果になりやすくなります。
「切らずに大きく若返る」と期待しすぎている
糸リフトは、あくまで部分的な引き上げ治療です。
しかし、
- フェイスリフト並みに変わる
- 10歳若返る
- たるみが完全になくなる
といったイメージを持ったまま施術を受けると、現実とのギャップにより満足できなくなります。
糸リフトの効果は、
- フェイスラインを整える
- たるみの進行を緩やかにする
- すっきりした印象にする
といった“ナチュラルな若返り”が中心です。
効果の持続期間を正しく理解していない
糸リフトで使われる糸は、時間とともに体内で吸収される素材です。
そのため、効果は永久ではなく、数か月〜1年程度で徐々に弱くなるという特徴があります。
「一度やればずっと持つ」と思っていると、効果が薄れてきたときに「すぐ戻った」「意味がなかった」と感じてしまいます。
使用する糸の種類や本数が適切でない
糸リフトには、
- 糸の素材
- トゲの形状
- 太さ
- 本数
といった多くの要素があります。
引き上げ力が弱い糸や、本数が少なすぎる場合、十分な変化が得られないことがあります。
逆に、本数だけを増やしても、適切な方向・深さで入っていなければ、満足度は上がりません。
医師のデザイン力・技術差
糸リフトは、どこに・どの方向に・どの層で糸を入れるかによって結果が大きく変わります。
- 引き上げたい方向が合っていない
- 皮下の浅すぎる・深すぎる層に入っている
- 左右のバランスが取れていない
こうした技術差は、「なんとなく変わらない」「違和感がある」という不満につながります。
他の治療との組み合わせが不足している
たるみ治療は、糸リフト単独では不十分なケースも多くあります。
- ボリュームロス → ヒアルロン酸・脂肪注入
- 脂肪を減らしてフェイスラインをはっきりさせたい → 脂肪吸引
- 皮膚の質感低下 → レーザー・高周波
- 強いたるみ → 切開リフト
など、原因に応じた組み合わせが必要です。
糸リフトだけに頼ると、「変化が弱い」と感じやすくなります。
ダウンタイムや違和感への理解不足
糸リフトは「ダウンタイムが短い」と言われますが、ゼロではありません。
- 引きつれ感
- 笑ったときの違和感
- 口の開けづらさ
などが一時的に出ることがあります。
これを事前に知らないと、「失敗したのでは」と不安になり、満足度が下がります。
「戻った」のではなく「慣れた」可能性
施術直後の変化に見慣れてしまい、数週間後に「元に戻った気がする」と感じるケースもあります。
実際には、施術前より改善していても、脳が変化に慣れてしまうことで満足感が薄れることがあります。
糸リフトで満足するために重要な考え方
糸リフトで満足度を高めるためには、
- 適応を正しく見極める
- 現実的なゴールを設定する
- 他治療との併用も視野に入れる
- 経験豊富な医師を選ぶ
- 効果の持続を理解する
ことが不可欠です。
よくある質問
糸リフトは何回くらい必要?
たるみの程度や目的によって異なりますが、定期的なメンテナンスとして行う方も多い治療です。
糸リフトが向いていないのはどんな人?
糸リフトはすべての方に適している治療ではありません。
以下のような場合は、糸リフト単独では十分な満足感が得られない可能性があります。
- 皮膚のたるみや余りが強い方
- フェイスラインだけでなく顔全体の下垂が目立つ方
- 一度の治療で大きな変化を求めている方
このようなケースでは、切開リフトや他の若返り治療を組み合わせた方がより満足度の高い結果につながることもあります。
糸リフトが適しているかどうかは、自己判断せず、カウンセリングで状態を確認した上で相談することが大切です。
糸リフト後に「満足できない」と感じた場合、やり直しや修正はできる?
糸リフト後に違和感や物足りなさを感じた場合でも、状態によっては調整や別治療による対応が可能なケースがあります。
追加で糸リフトを行ったり、ヒアルロン酸注入や切開リフトなど別の治療を組み合わせることで改善できることもあります。
ただし、無理に繰り返すと満足度が下がることもあるため、「なぜ満足できなかったのか」を整理した上で、経験豊富な医師に相談することが重要です。
まとめ
糸リフトで満足できない理由の多くは、治療そのものではなく、選び方・考え方のズレにあります。
糸リフトは、正しく選べば非常に有効な治療ですが、万能ではありません。
だからこそ、
- 切らない治療にこだわりすぎない
- 自分のたるみの原因を知る
- 医師と十分に話し合う
この姿勢が、後悔しない結果につながります。
この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。
