美容医療の「ダウンタイム」総まとめ|期間・症状・早く治すコツまで徹底解説

美容医療を受けたいけれど、「ダウンタイムが怖い」「どのくらい仕事を休めばいいかわからない」——そんな不安を抱く方は多いのではないでしょうか。
近年は施術技術やマシンの進化により、短期間で自然に仕上がる治療が増えていますが、それでも施術内容によって回復期間には差があります。

今回は、ダウンタイムの基本から、代表的な施術別の目安、腫れや赤みを最小限に抑えるコツまで詳しく解説します。

ダウンタイムとは?

ダウンタイム(Downtime)」とは、美容医療を受けたあとに赤み・腫れ・内出血・むくみなどが落ち着き、見た目が自然になるまでの回復期間を指します。
施術の種類や個人差により、数時間で治まるものから数週間かかるものまでさまざまです。

症状の例:

  • 腫れ・赤み
  • 皮むけ・かさぶた
  • 内出血
  • つっぱり感
  • 皮膚のごわつき

この期間をどれだけうまく過ごせるかで、仕上がりの美しさや満足度にも大きく差が出ます。

ダウンタイムが短い施術ランキング

忙しい人でも挑戦しやすい、ダウンタイムが短い人気施術を紹介します。

アドバテックスレーザー・ピコトーニング

赤みや毛穴、小じわを改善する低出力レーザー治療
照射直後に軽い赤みが出ても数時間〜1日でほぼ消失します。
翌日からメイクも可能で、仕事帰りにも受けられる人気治療です。

ヒアルロン酸注入

法令線や涙袋、顎などを整える注入施術。
針の跡が1〜2日残る程度で、メイクで十分カバー可能です。
腫れや内出血も少なく、ダウンタイムを抑えたい人に最適。

ボトックス注射

えら・額・眉間などへの注射治療。
直後の赤みやプツプツした跡が数時間〜翌日には落ち着くケースが大半です。
「週末美容」の定番といえます。

ダウンタイムが中程度の施術

糸リフト(PDO・PCL・アンカーDXダブルなど)

糸を皮下に挿入してフェイスラインをリフトアップ。
腫れや引きつり感が2〜7日程度続く場合があります。
中でもアンカーDXダブルなどトゲ付きの強い糸は固定力が高い反面、ダウンタイムがやや重い傾向があります。

水光注射・スキンブースター(プロファイロ・ボライトなど)

肌に直接美容成分を注入するため、針跡や赤みが2〜3日残ることがあります。
肌質改善・保湿効果が高く、乾燥肌やハリ不足の改善に人気です。

PRP・リジュラン注入

自己血小板やPN成分を使って再生を促す注入治療。
施術直後の腫れが1〜3日程度あり、ナチュラルにハリを出したい人向けです。

ダウンタイムが長めの施術

脂肪吸引(頬・あご下・ボディ)

腫れ・内出血・圧迫固定が必要で、1〜2週間のダウンタイムが目安です。
完成は3ヶ月前後ですが、脂肪細胞を除去するため効果は半永久的です。

二重整形(切開法)

腫れや内出血が落ち着くまで2週間〜1ヶ月程度
埋没法に比べてダウンタイムは長めですが、ラインが安定しやすいのが特徴です。

フェイスリフト手術

たるみを根本から引き上げる外科的施術。
腫れ・内出血が1〜2週間続き、傷跡の赤みが完全に引くのは1〜3ヶ月程度です。
ただし、効果は数年持続し、最も若返り効果が高い施術とされています。

ダウンタイムを短くするためのポイント

ダウンタイムは、施術の種類や体質によって個人差がありますが、日常生活での工夫によって回復を早めることが可能です。以下のポイントを意識すると、腫れやむくみ、内出血などを最小限に抑えることができます。

圧迫をしっかり継続する

脂肪吸引やフェイスラインの施術後は、指定された期間きちんと圧迫を続けることが大切です。圧迫によって皮膚と組織が密着し、腫れや内出血の軽減、皮膚のたるみ予防にもつながります。

適度な運動を取り入れる

外科的な施術後は、回復段階に合わせて軽い運動を始めるのがおすすめです。血流を促進することで老廃物の排出がスムーズになり、回復をサポートします。ただし、激しい運動は逆効果になるため、医師の許可が出てから再開しましょう。

頭を高くして寝る

顔や首まわりの施術後は、睡眠時に頭を高くして寝ることで、むくみを軽減できます。枕を少し高めに設定し、血液やリンパの流れを助けてあげましょう。

冷却と保湿を徹底する

施術直後は患部を冷やして炎症を抑え、その後はしっかりと保湿を行うことが重要です。肌のバリア機能を保ち、赤みやかゆみの悪化を防ぎます。

睡眠をしっかり取る

十分な睡眠は、肌や組織の修復を促す最も基本的なケアです。特に施術直後の1週間は、体を回復モードに保つためにも早寝早起きを意識しましょう。

禁煙・禁酒を守る

喫煙や飲酒は血流を悪化させ、腫れや内出血、治癒の遅れにつながります。ニコチンは血管を収縮させ、アルコールは炎症を悪化させるため、少なくとも施術前後2週間は控えるのが理想です。

医師の指示を厳守

処方された軟膏や内服薬は必ず使い切りましょう。
独自判断でスキンケアを変えるとトラブルの原因になります。

ダウンタイム中によくある質問

Q. メイクや洗顔はいつからできますか?
A. 施術内容によりますが、レーザー治療は翌日、注入系は当日〜翌日、外科手術は抜糸後が目安です。

Q. ダウンタイムをゼロにする方法はありますか?
A. 完全にゼロにすることはできませんが、「出力を調整する施術」や「マイルドなマシン治療」を選ぶことで、翌日からメイクできる程度に抑えることは可能です。

Q. 腫れが長引く場合は?
A. 感染や炎症の可能性もあるため、早めにクリニックへ相談しましょう。

ダウンタイムを味方に、美しく仕上げる

ダウンタイムは「失敗」ではなく、肌や組織が生まれ変わる大切な時間です。
焦らず回復を待つことで、より自然で持続する仕上がりが得られます。

  • どのくらい腫れるか
  • いつからメイクできるか
  • 通院や固定が必要か

といった具体的なスケジュールを、事前に医師へ確認しておくことが大切です。

まとめ

美容医療のダウンタイムは、施術内容によって「数時間〜数週間」と幅があります。
自分のライフスタイルや予定に合わせて選ぶことで、無理なく美しさを叶えることが可能です。

最近では、短い休みでも受けられるマシン治療や注入系施術が増え、初めての方でも挑戦しやすくなっています。
正しい知識とアフターケアで、ダウンタイムを上手に乗り越えましょう。

篠﨑 智公

この記事の監修者

院長

篠﨑 智公

2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。

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