2025/10/22
美容皮膚科
東京で美容皮膚科を選ぶときに失敗しない5つのポイント
口コミや料金だけで決めないために
美容医療が身近になり、東京には数えきれないほどの美容皮膚科が存在します。
SNSや口コミで簡単に情報が手に入る一方で、「どこが本当に信頼できるのか分からない」という声も少なくありません。
今回は、美容医療初心者の方でも安心してクリニックを選べるよう、失敗しない美容皮膚科選びのポイントを詳しく解説します。
自分の「目的」を明確にする
まず大切なのは、「何を改善したいのか」をはっきりさせること。
美容皮膚科と一口に言っても、クリニックごとに得意分野が異なります。
- シミ・くすみ・肝斑:レーザー・光治療・内服管理が得意なクリニック
- ニキビ・毛穴:ケミカルピーリングやダーマペンに強いクリニック
- しわ・たるみ:HIFU(ハイフ)や注入系(ヒアルロン酸・ボトックス)が得意なクリニック
- 肌質改善・美白:白玉点滴や水光注射などのメンテナンス系治療
「なんとなく美肌になりたい」よりも、「頬のシミを取りたい」「毛穴の開きを改善したい」といった具体的なゴールを設定すると、クリニックを絞り込みやすくなります。
医師の「経歴」と「症例」を確認する
美容医療は、同じ機器や薬剤を使っても、医師の技術と経験によって結果が大きく変わる分野です。
特に東京では開業数が多く、医師のレベルもさまざま。
公式サイトやSNSで以下をチェックしましょう。
- 医師が日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医かどうか
- 経歴に「形成外科」や「美容外科」での経験があるか
- 症例写真が実際の患者のもの(過度な加工なし)かどうか
「症例数が多い=経験が豊富」とは限りませんが、1人ひとりの肌状態に合わせた提案をしているクリニックは信頼度が高い傾向にあります。
カウンセリングの丁寧さをチェック
美容皮膚科選びで最も重要なのが「カウンセリング」。
ここでの対応が、そのクリニックの姿勢を如実に表します。
信頼できるクリニックは、以下のような対応をしてくれます。
- 肌状態をしっかり診察し、不要な施術は勧めない
- 施術のメリット・デメリットを明確に説明する
- リスクやダウンタイムを隠さずに伝える
- 医師または看護師が直接カウンセリングに参加している
反対に、「今日契約すれば割引」「今しか受けられない」といった強引な勧誘をするところは注意が必要です。
料金表示と追加費用の有無を確認する
美容医療は自費診療のため、料金体系が自由に設定されています。
そのため、「ホームページでは安く見えたのに、実際は倍以上だった」というケースも珍しくありません。
特に確認したいのは以下の項目です。
- 表示価格に初診料・麻酔代・薬代・再診料が含まれているか
- コース契約やサブスクリプションを強制されないか
- 同じ機器でも、照射範囲・ショット数・出力で価格差があるか
東京エリアでは、相場より安すぎるクリニックほど“回転率重視”の傾向があり、
一人あたりの診療時間が短くなるケースもあります。
料金だけで選ばず、「説明の丁寧さ」や「対応の誠実さ」を重視しましょう。
アフターケアと通いやすさを確認
美容皮膚科の多くは継続治療が前提。
レーザーや点滴、スキンブースターなどは1回で終わらず、定期的な施術が必要です。
そのため、以下のようなポイントを確認しておくと安心です。
- ダウンタイム中にトラブル相談できる体制があるか
- LINEや電話で問い合わせができるか
- 通院しやすい場所(駅近・休日診療あり)か
- 施術後のスキンケアやホームケアを提案してくれるか
東京には多くの美容皮膚科が集中していますが、「通いやすさ」と「安心感」が続けやすさにつながります。
まとめ
| チェック項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 医師の資格・経歴 | 皮膚科専門医・形成外科経験など |
| カウンセリングの質 | 丁寧・押し売りなし・リスク説明あり |
| 料金の透明性 | 追加費用・プラン縛りがないか |
| 通いやすさ・対応 | アフターケア体制・立地・予約の取りやすさ |
| 雰囲気 | スタッフの対応・清潔感・口コミの信頼度 |
この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2008年、東京医科大学卒業。大手総合病院の皮膚科勤務を経て、美容皮膚科医としてのキャリアをスタート。シミ・しわ・毛穴治療や医療脱毛をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。「美しさは自信につながる」を信条に、日々の診療に従事している。