2025/11/08
アンチエイジング
【ヒアルロン酸とボトックスの違い総まとめ】あなたに合う若返り治療はどっち?
顔のシワやたるみが気になってきたとき、多くの人がまず思い浮かべるのが「ヒアルロン酸注入」と「ボトックス注射」。
どちらもメスを使わない人気の美容医療ですが、実は目的・作用・持続期間がまったく異なる施術です。
この記事では、それぞれの特徴や効果の違い、失敗を防ぐポイントまでを徹底解説します。
ヒアルロン酸とは?
ヒアルロン酸は、もともと人の体内にも存在する保湿成分で、肌の弾力やハリを支える重要な物質です。
美容医療で使用するヒアルロン酸は、ジェル状に加工された製剤を注入し、皮膚のボリュームを補ったり、シワを内側から押し上げたりします。
主な効果
- ほうれい線やマリオネットラインのシワ改善
- 頬・こめかみの凹み改善
- 唇や涙袋のボリュームアップ
- 鼻やあごの形成(プチ整形)
ヒアルロン酸は「ふくらませて整える」施術。
加齢によって減ったボリュームを取り戻したい方に最適です。
効果の持続期間
製剤の種類や注入部位によって異なりますが、6か月〜1年半ほど持続します。
体内で徐々に分解・吸収されるため、永久的な変化はありません。
自然に元の状態へ戻る安心感があり、初めての美容施術としても人気です。
ボトックスとは?
ボトックス(ボツリヌストキシン)は、筋肉の動きを一時的に弱める作用を利用した治療法です。
過剰な表情筋の動きを抑えることで、「表情ジワ」や「エラの張り」などを改善します。
主な効果
- 眉間・額・目尻などの表情ジワを改善
- エラの張りを和らげて小顔に見せる
- 口角を上げる・ガミースマイルの改善
- ふくらはぎや肩の張りをスッキリ見せる
ボトックスは「動きを抑えて整える」施術。
動くことで刻まれるシワを予防したい方におすすめです。
効果の持続期間
一般的に3〜6か月程度持続します。
定期的に続けることで、表情ジワができにくくなり、ナチュラルな若々しさをキープできます。
ヒアルロン酸とボトックスの違い一覧
| ヒアルロン酸 | ボトックス | |
|---|---|---|
| 主な作用 | 皮膚をふくらませて形を整える | 筋肉の動きを弱めてシワを防ぐ |
| 向いている悩み | ほうれい線・くぼみ・ボリューム不足 | 表情ジワ・エラ・肩こり |
| 効果の持続期間 | 約6か月〜1年半 | 約3〜6か月 |
| 施術直後の変化 | すぐに実感しやすい | 数日〜1週間で効果が出る |
| ダウンタイム | ほぼなし(軽い腫れ・内出血) | ほぼなし(軽い赤み) |
組み合わせるとより自然に若返る
ヒアルロン酸とボトックスは、同時に行うことで相乗効果が期待できます。
たとえば、ほうれい線や頬のボリューム不足をヒアルロン酸で補い、額や目尻の表情ジワをボトックスで予防すると、
顔全体がバランスよく引き締まった印象に仕上がります。
医師によっては、顔の“動き”と“形”をトータルでデザインする目的で両方を提案するケースも多いです。
失敗を防ぐための注意点
人気の施術ほど、「安さ」や「手軽さ」だけで選ぶと失敗のリスクもあります。
よくある失敗例には以下のようなものがあります。
ヒアルロン酸での失敗例
- 入れすぎて不自然に膨らむ
- 左右差が出る
- 注入部位が腫れる、血管を圧迫する
→ 経験豊富な医師によるデザインと注入技術が重要です。
ボトックスでの失敗例
- 打ちすぎて表情がこわばる
- 眉や口角が下がる
- 効果が出すぎて違和感が残る
→ 適切な部位・量を見極める医師のセンスが求められます。
どちらを選ぶべき?
悩みのタイプによって、選ぶべき施術は異なります。
- シワやたるみで肌が下がって見える → ヒアルロン酸
- 動かすとシワが寄る・表情ジワが気になる → ボトックス
- どちらもある、または全体的に若返りたい → 両方をバランス良く
まずは専門クリニックで医師の診察を受け、自分の悩みに合った治療方針を相談しましょう。
そのうえで、無理に注入量を増やさず、「自然に見える若返り」を目指すことがポイントです。
まとめ
ヒアルロン酸とボトックスは、どちらもシワやたるみを改善できる人気の注入治療ですが、
アプローチがまったく違うことを理解しておくことが大切です。
- ヒアルロン酸:ボリュームを補って形を整える
- ボトックス:筋肉の動きを抑えてシワを防ぐ
上手に使い分けることで、年齢を感じさせない自然な表情をキープできます。
経験豊富な医師のもとで、自分らしい美しさを引き出しましょう。
この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2014年、福岡大学医学部医学科卒業。形成外科・美容外科専門医。たるみ治療、豊胸をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。