2025/10/26
スキンブースター
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リジュラン(リジュランアイ・リジュランヒーラー)の効果とは?肌再生スキンブースターを徹底比較
「最近、目元の小ジワやハリのなさが気になる」「ダーマペンやヒアルロン酸では満足できない」——そんな声から人気を集めているのが、リジュラン(Rejuran)です。
肌の自己再生力を高める“スキンブースター”の代表格として、美容クリニックでも定番の施術となっています。
この記事では、リジュランアイ・リジュランヒーラーの効果や特徴、他の美肌治療との違い、費用や持続期間をわかりやすくまとめます。
リジュランとは? — サーモン由来の「PN(ポリヌクレオチド)」で肌を再生
リジュランは、サーモン由来のポリヌクレオチド(PN)を主成分とした注入剤です。
このPNは、人間のDNA構造と非常に近い性質を持ち、細胞の修復や再生を促す働きがあります。
他の美容注射が「ヒアルロン酸でボリュームを補う」「ビタミンで代謝を促す」などの即効性重視に対し、リジュランは肌そのものを“育てる”長期的な再生治療に位置づけられます。
リジュランアイとリジュランヒーラーの違い
| 主な適応部位 | 特徴 | 効果の実感目安 | |
| リジュランアイ | 目の下・まぶたなどの薄い皮膚 | 刺激が少なく、デリケートな部位専用 | クマ、小ジワ、ちりめんジワ改善(約2〜3回) |
| リジュランヒーラー | 顔全体、首、手など | 高濃度PNで肌全体の再生を促進 | ハリ・弾力・毛穴改善(約3〜4回) |
どちらも「肌再生」に共通しますが、
・リジュランアイ:目元の若返り・クマ改善
・リジュランヒーラー:顔全体のハリやツヤ改善
という役割分担になっています。
リジュランと他スキンブースターの比較
| 主成分 | 特徴 | 向いている人 | |
| リジュラン | PN(ポリヌクレオチド) | 細胞修復・再生促進。自然な若返り | 肌質を根本から改善したい人 |
| ボライト | ヒアルロン酸 | 水分保持力を高め、うるおいをキープ | 乾燥・キメ・ツヤ不足が気になる人 |
| ジュベルック | PLLA(ポリ乳酸) | コラーゲン産生を長期的に刺激 | 弾力低下・頬のこけが気になる人 |
| プロファイロ | 特殊ヒアルロン酸 | 弾力・ハリ・リフトアップ | 顔全体を引き締めたい人 |
リジュランは「細胞修復」、他は「保湿」「コラーゲン」「引き締め」など、それぞれアプローチが異なります。
中でもリジュランはダメージを受けた肌を立て直す“土台ケア”という点で独自の立ち位置にあります。
効果の実感と回数・頻度
初回からハリ感を実感する人もいますが、**基本は3〜4回(2〜3週間おき)**の施術が推奨されます。
肌の細胞が再生サイクルを繰り返すことで、
・弾力のある肌
・小ジワの減少
・毛穴の引き締まり
・ツヤ・透明感の向上
といった変化が見られます。
効果の持続は約6〜9か月。
その後は3〜6か月ごとのメンテナンス注入を行うことで、自然な美肌をキープできます。
費用の目安と継続料金
リジュランシリーズの相場は以下の通りです。
| 価格の目安(1回) | 備考 | |
| リジュランアイ | 25,000〜40,000円前後 | 目元のみ。3回コースで割引あり |
| リジュランヒーラー | 35,000〜60,000円前後 | 顔全体に施術。複数回割あり |
| 追加メンテナンス | 20,000〜40,000円前後 | 半年ごとに1回目安 |
※麻酔代や針代が別途かかる場合があります。
クリニックによっては「水光注射」「ダーマペン」と組み合わせるプランもあり、
注入方式によっても価格差が出る点は要チェックです。
ダウンタイムと注意点
注入直後は、針跡や軽い赤み・腫れが見られますが、1〜3日程度でほぼ消失します。
リジュランアイのように皮膚の薄い部位では、微小な膨らみ(膨疹)が数時間残ることもあります。
メイクは翌日から可能。
過度なマッサージや入浴は当日避けましょう。
どんな人におすすめ?
- 目元のクマや小ジワを改善したい
- レーザーで赤みや乾燥が悪化した経験がある
- 肌質そのものを変えたい
- 自然な若返りを求めている
- 他のスキンブースターで満足できなかった
リジュランは、エイジング初期〜中期の肌に最も適しており、
「まだヒアルロン酸を入れるほどではないけど老けた印象を変えたい」方に選ばれています。
まとめ
リジュランは、肌の土台からハリ・弾力を再構築する再生注射。
ヒアルロン酸のように形を作るのではなく、細胞の若返りを促すという点で他とは一線を画します。
「乾燥・ハリ不足・クマ・小ジワ」など、年齢とともに現れる複合的な悩みに対して、
ナチュラルで長期的な改善を求めるなら、リジュランシリーズは最有力の選択肢です。
この記事の監修者
院長
篠﨑 智公
2008年、東京医科大学卒業。大手総合病院の皮膚科勤務を経て、美容皮膚科医としてのキャリアをスタート。シミ・しわ・毛穴治療や医療脱毛をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。「美しさは自信につながる」を信条に、日々の診療に従事している。