ヒアルロン酸で作る自然な涙袋とは?効果・持続期間・ダウンタイムを徹底解説【医師監修】

「涙袋をふっくらさせたい」「笑ったときに自然な目元に見せたい」
そんな願いを叶える施術として人気なのが、ヒアルロン酸注入による涙袋形成です。
メスを使わずに短時間で印象を変えられる一方で、「腫れやダウンタイムはある?」「どのくらい効果が続くの?」と不安を抱く方も多いでしょう。

この記事では、ヒアルロン酸涙袋注入の効果・ダウンタイム・注意点を、実際の症例や医療的視点からわかりやすく解説します。

ヒアルロン酸涙袋注入とは?

涙袋とは、目の下の「下まぶたの膨らみ部分」を指します。
笑ったときにふっくらと膨らむ涙袋は、若々しく柔らかい印象を与える重要なパーツです。

しかし、年齢や体質によって涙袋のボリュームが少ない、または加齢でハリが失われることがあります。
そのような場合に有効なのが、ヒアルロン酸を注入してふくらみをデザインする涙袋形成です。

主な特徴

  • メスを使わず注射のみで施術可能
  • 約5〜10分の短時間施術
  • 直後からメイク可能(※腫れが落ち着いたら)
  • 自然でかわいらしい印象の目元を演出

使用されるヒアルロン酸は、柔らかく皮膚になじみやすい「低架橋タイプ」。
製剤例としては、ジュビダームボルベラXCが代表的です。

涙袋ヒアルロン酸の効果と持続期間

ヒアルロン酸を涙袋に注入すると、以下のような効果が得られます。

目元が明るく若々しく見える

涙袋を形成することで、目の下の影が減り、光の反射で明るく見えます。
特に、疲れて見えやすい・目の下がフラットな方におすすめです。

柔らかく優しい印象に

涙袋は「笑顔をより魅力的に見せる」パーツ。
目元に丸みが加わることで、優しさや親しみやすさを演出します。

メイクでは作れない自然な立体感

コンシーラーやハイライトでは限界のある立体感も、ヒアルロン酸で自然に再現可能。
「すっぴんでもかわいい目元」を目指せます。

持続期間

製剤や体質によりますが、6〜12ヶ月程度が一般的です。
体内で徐々に分解されていくため、定期的なメンテナンスで形をキープします。
特に初回は半年〜8ヶ月を目安に再注入を検討すると、理想のバランスを保てます。

涙袋ヒアルロン酸のダウンタイム

「涙袋ヒアルロン酸のダウンタイムはある?」という質問は非常に多いです。
結論から言うと、ダウンタイムは短く、ほとんどの方が翌日〜2日で落ち着く程度です。

ダウンタイムの症状

  • 軽度の腫れ(1〜2日)
  • 内出血(まれに〜1週間)
  • 注入部の違和感(数日で軽快)

ヒアルロン酸注入は細い針またはカニューレ(鈍針)で行うため、皮下出血や腫れは最小限です。
また、針跡もほぼ目立たずメイクで隠せるレベルです。

ダウンタイムを短くするポイント

  • 注入直後は冷却する
  • 施術当日はマッサージ・入浴・飲酒を避ける
  • 腫れや痛みが気になる場合は、アイスパックで軽く冷やす

特に生理前や寝不足時は腫れやすいため、体調が良いときに施術を受けるのがおすすめです。

よくある質問(Q&A)

Q1:涙袋ヒアルロン酸は痛いですか?
A:注射針を刺す際にチクッと感じますが、麻酔クリームや麻酔入りヒアルロン酸製剤を使用するため、ほとんど痛みはありません。

Q2:ヒアルロン酸が目の下に広がったり、ボコボコすることはありますか?
A:経験豊富な医師が適切な層に少量ずつ注入すれば、凹凸はほとんど起こりません。
もし気になる場合は、ヒアルロニダーゼで溶解して修正することも可能です。

Q3:涙袋ヒアルロン酸はどんな人に向いていますか?
A:目元が平坦で寂しく見える方、メイクで涙袋を描くのが苦手な方、優しい印象を作りたい方におすすめです。

実際の体験談

20代女性

思ったより痛くなかった!直後は少し腫れたけど、翌日には自然に落ち着きました。

30代女性

ほんのり涙袋があるだけで、印象がすごく変わる!すっぴんでも可愛い感じになりました。

40代女性

ダウンタイムはほぼゼロ。冷やしただけで、仕事にも翌日行けました。

体験者の多くが「思ったより楽だった」「自然な仕上がり」と感じており、初めての美容施術としても人気です。

失敗しないためのクリニック選び

涙袋は目元というデリケートな部位のため、医師のデザインセンスと注入技術が仕上がりを左右します。
次の点を意識してクリニックを選びましょう。

  • 涙袋注入の症例が多い医師が担当する
  • 使用製剤(ジュビダーム・レスチレンなど)を明示している
  • 医師がカウンセリング〜施術まで一貫して対応

また、「どんな形にしたいか」を写真やイメージで共有すると、より理想に近い仕上がりになります。

まとめ

ヒアルロン酸による涙袋形成は、痛み・ダウンタイムともに少なく、即効性が高い人気施術です。
適切なヒアルロン酸を選び、経験豊富な医師に依頼すれば、自然で魅力的な目元が実現できます。

  • 持続期間:約6〜12ヶ月
  • ダウンタイム:1〜3日程度
  • 痛み:軽度(麻酔で軽減可能)

「メイクで描く涙袋に限界を感じた」「すっぴんでも華やかに見せたい」方は、
ヒアルロン酸涙袋注入を検討してみる価値があります。
自分らしい表情を引き出す、最も自然な美容医療のひとつです。

篠﨑 智公

この記事の監修者

院長

篠﨑 智公

2008年、東京医科大学卒業。大手総合病院の皮膚科勤務を経て、美容皮膚科医としてのキャリアをスタート。シミ・しわ・毛穴治療や医療脱毛をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。「美しさは自信につながる」を信条に、日々の診療に従事している。

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